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公開日:2010年7月27日
更新日:2019年11月28日
地デジはアンテナ工事なしで観られることも多い?|編集長ブログ1

こんにちは。大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」の統括編集長の上田です。今回は「編集部こぼれ話」です。先々週からひき続いての「地デジ」のお話、第3弾です。今回が最終回です。

簡単な工事で地デジ対応に!押さえておきたい注意事項も

室内の簡易アンテナで地デジが観られる地域も!

電波の強い地域、すなわち電波を発信する電波塔に近い、都内などの電波の届きやすい地域では、屋根や屋上にアンテナをつけなくても、地デジ放送を観られてしまうことが意外と多いのだそうです。ご存知でしたか?

条件さえ良ければ、量販店で5000円~1万円程度で購入できる簡易アンテナを室内のテレビの近くに設置するだけで、地デジが観られるのです。もちろん工事も不要です。(但し、テレビがアナログの場合は地デジのチューナーも必要です。量販店で7000円程度から購入できます。)

アンテナは室内ではなくベランダに置くタイプもあります。これも自分で設置することができます。 つまり、アンテナ工事が不要な場合もあるのです。「地デジ対応への出費を極力押さえたい」というオーナーさんは、一度、状況をチェックしてみてはいかがでしょうか。ちなみにデジタル波には、「映るか映らないか」の二つの場合しかなく、画質が悪いが映る、といった中途半端なことは起こらないそうです。

そこで、総務省では簡易アンテナで受信できるかどうかを確認できる、「地デジアンテナキット無料貸出」を実施中です。「到着後1週間以内にご返送ください」とのこと。なお、申込みには本人確認書類などが必要です。詳細は、以下まで。
総務省 地デジ専用アンテナキット事務局
電話:03-3467-5256(平日9時~18時)

さらに、ある方から聞いたところ・・・驚くべきことに、簡易アンテナすらなくとも、地デジチューナー内臓型のテレビのアンテナ接続口にハリガネをつけただけで、地デジを受信できる地域がけっこうあるとのこと。

電波塔(将来は建設中の東京スカイツリーになります)に近い都内だけでなく、電波塔との間に障害物がない地域であれば、川崎あたりや、埼玉県、千葉県の一部など、あちこちで、「ハリガネ受信」が可能と聞きました。ご参考までに。それだけ地デジの電波が強いということです。

その他の注意事項

BSアナログ波も、地上アナログ波と同時に停止されます。1996~97年以前のパラボラアンテナを利用している方は、観られなくなる可能性が高いので、要注意です。それ以降のパラボラアンテナを利用している人もご確認を。地上デジタル放送が観られるようになっている場合は大丈夫です。

地デジ電波の発信は、関東では今は東京タワーから。平成23年以降は、建設中の東京スカイツリーに移る予定となっています。発信元の場所が近い将来、変わるわけですが、アンテナの向きを変更する必要性は、ほとんどの場合ないそうです。

最後に、お年寄りなどをねらった地デジ工事にからむ悪徳商法が多いそうなので、くれぐれもご注意ください!
●詳細や不明点につきましては、総務省テレビ受信者支援センター(通称:デジサポ)までお問合せください。

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