こんにちは。大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」の統括編集長の上田です。今回は、「賃貸経営お役立ち情報」をお届けします。入居者の防犯ニーズに関する設備についてご紹介していきます。

賃貸での防犯ニーズが高まり「ワイヤレスＴＶモニターホン」が注目を集める

様々なタイプの商品が登場！配線工事不要のタイプも

高まる入居者・入居希望者の防犯ニーズ。ですが一方で・・・「各部屋にＴＶモニターホンを取り付けたいが、必要な工事がネックに・・・」そんなオーナーさんも少なくはありません。

そこで最近注目を集めているのが、「ワイヤレスＴＶモニターホン」。玄関ドアに設置するカメラ部分と、室内で使うＴＶモニター（子機）部分が無線で通信。そのため、配線工事が不要です。（名称については、ワイヤレスドアホン、ワイヤレスドアモニターなど、ほかにも色々な呼び方があります）

価格は各社、各商品でさまざまですが、２～３万円程度のものがおおむね標準クラス。「物件の共用エントランスにＴＶモニターホンがあるが各部屋の入口には付いていない」と、いう場合にもおすすめです。導入すれば、多くの入居者、入居希望者に喜んでもらえるでしょう。

高機能が備わったパナソニック「ドアモニ」

ちなみに、代表的な商品のひとつ、パナソニックの「ドアモニ」、「ＶＬ－ＳＤＭ３００」の機能を紹介すると

・ワイド表示からズーム表示に切り替えが可能な、約３．５型のモニター画面で、玄関の外の様子が確認できる
・ドアカメラとモニターにマイクとスピーカーを搭載。室内から来訪者と通話できる
・モニター中は来訪者や玄関の外の様子を静止画(１秒おきの４枚連続)で録画可能。最大５０件まで保存可能
・モニターは充電式なので持ち運びも楽。室内どこからでも来訪者を確認できる、等々、なかなかの高機能。

価格比較サイトなどを見ると、現在、２万円程度から購入が可能なようです。なお、このワイヤレスＴＶモニターホンの導入、設置にあたって、ぜひ注意しておきたいのは、「取り付け可能なドアかどうか・・・？」について。事前の確認が必須です。

上記、パナソニックさんの商品の場合も、下記のページのとおり、取り付けができるドアの条件・できない条件について、詳しい案内がされています。　※現在は生産を終了しております。最新商品をご確認ください。