若い女性が支持?新しい賃貸住宅のかたち・ソーシャルアパートメントとは|編集長ブログ

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公開日:2013年3月25日
更新日:2019年12月16日
若い女性が支持?新しい賃貸住宅のかたち・ソーシャルアパートメントとは|編集長ブログ1

こんにちは。大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」の統括編集長の上田です。今回は「賃貸経営お役立ち情報」です。新しい暮らしの形「ソーシャルアパートメント」をご紹介します。

シェアハウスよりも物件規模が大きく、よりプライバシーが尊重されることが大きな特徴

最近、新しい暮らしのかたちとして話題のソーシャルアパートメント。とはいえ、「耳にしたことがない・・・」と、おっしゃる皆さんも、まだ少なくはないと思いますので、簡単にご紹介いたしましょう。

その主な形態は・・・
・建物は賃貸マンション、アパート
・ラウンジ、キッチン、風呂、トイレなどの共用部分が付属
・入居者はそれらをシェア
・他人とのつながりを保ちながら生活

すると・・・シェアハウスのこと?
たしかに似ていますが、戸建て住宅をリノベーションしたものなどが多いそれらと比べると、「概ね物件規模が大きい」と、いうのが、ソーシャルアパートメントの平均した姿。

他人と交流したいときは、共用部分で。そうでないときは、エントランスから一直線、自室にこもる(?)ことも可能ということで、個人のプライバシーがより尊重されるかたちとなっているところに、その特徴があるといえるでしょう。

従来のシェアハウスを
リビングを通らなければ、入居者が各個室へ入れない程度の規模の物件」
と、いったものにあえて定義することで、ソーシャルアパートメントのかたちが逆に定義される・・・そう考えると、よりわかりやすいかもしれません。

さて、そんな「ソーシャルアパートメント」について、
「機会があれば体験居住してみたいですか?」
と、2千人に質問した結果をこの1月、「カナダ輸入住宅 全国No.1」を謳うセルコホーム株式会社さんが公表しています。(住まい方に関する意識調査)

その結果は・・・ほとんどの世代で、体験居住を「非常にしてみたい」と、「ややしてみたい」を合わせた、肯定的な回答の割合が20%台以下に留まる中、20代の女性のみがやや突出。

非常にしてみたい・・・8.8%
ややしてみたい・・・32.8%
合わせて、41.6%となっています。

なお、この調査では、同時に、ソーシャルアパートメントに対する「イメージ」についても質問がされていますが、
その1位は、「家賃を抑えることができる」・・・61.5%
2位は、「(人間関係の)トラブルが不安」・・・60.1%

以上が、
3位「ひとり暮らしより安全」・・・35.2%
4位「寂しくない」・・・27.5%
などを大きく引き離す結果に。
ただし、こうした回答者の「イメージ」の中には、
「ライフスタイルが新しい」(5位)、「都会的」(10位)、「国際的」(12位)、「お洒落」(15位)
と、いった、いわば、暮らしのかたちに「ファッショナブル」を見出すものも見られ、上記、ソーシャルアパートメントの「有望市場」とも言えそうな、「突出している20代女性」の回答が、これらにどのように分散しているのか・・・そのあたり、とても気になってくるところです。(残念ながら公表内容からは窺い知れません)

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