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相続に強い税理士さん選び
2011年10月12日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「税理士さんを変えようと検討中です。
相続に向けてのことなのですが、どんな人を選ぶべきでしょうか」
とのご質問です。
もっとも大切なことがひとつあります。
ぜひ、
「相続に強い税理士さん」を選んでください。
「あたりまえのことだ」と、言われそうです。
ですが、そうでもないのです。
「税理士さんといえば、皆、相続に詳しい」
と、誤解されている方が、案外少なくないのです。
しかし、実際はそうではありません。
「相続に強い」、「詳しい」、
あるいは「相続を専門としている」という税理士さんは、
実は、ごくわずかです。
税理士さんの登録者数は約7万人。
一方、
1年間における相続税申告件数は約5万件です。
つまり、単純計算で、
税理士さんひとりあたり、約0.7件の申告になります。
この数字からも類推ができるように、
「1年間に1件も相続税の申告を担当しない」
と、いう税理士さんが、
実は沢山いるのです。
すべての税理士さんが相続に詳しいわけではない、
と、いうことを
まずはご理解いただくことが重要です。
ちなみに、
税理士試験では、
必修課目に相続税が含まれていません。
ですので、
聞くところによると、
相続税のことを勉強しないまま税理士になる人も
中にはいらっしゃるのだそうです。
そこで、
相続に強い税理士さんの選び方ですが、
私は、
「1年間に最低3件は相続税の申告を担当している税理士さん」
をお選びになることをおすすめしています。
できれば年間10件以上をこなしているくらいの方が
よいでしょう。
相続税専門の税理士さんであれば、
年間20件以上は、
相続税の申告を担当されるとのことです。
また、
特に個性の強い特殊な不動産をお持ちの方は、
相続に加えて、
「不動産にも強い」税理士さん、
あるいは、
「不動産鑑定士と提携している」税理士さんをお選びください。
そうなると、
選定のハードルがますます上ってしまいそうですが、
基本として、
相続税の申告を数多くこなす税理士さんならば、
「不動産にも強い」
と、いう場合が多いようです。
うっかり、
相続が苦手な税理士さんに相続税の申告を依頼すると、
本来払わなくてもよい税金を払わされてしまうことがあります。
一方、
ある相続税に強い税理士さんによれば、
「土地の評価を徹底的に見直すことで、
7割前後の人が、普通に評価した場合の額よりも、
相続税を低く抑えられる」
とのこと。
そこで気になるのが、
「低く抑えることが出来た分の額」ですが、
なんと、
数千万円にのぼる場合もあるというから、驚きです。
ほかに、
挙げておきたい大切なこととして、
まず、手数料があります。
税理士さんによって異なりますので、必ず事前に尋ねましょう。
ちなみに、
一度納めた相続税の還付を税理士さんに手伝ってもらう場合、
手数料は「成功報酬型」となるのがほとんどのようです。
その額は、
やはり税理士さんによって大きく異なります。
手数料が思ったより割高になることも少なくないことを
知っておいてください。
また、もちろんのことですが、
税理士さんの人柄や、互いの相性も大事です。
事前にしっかりと話し合って、
そのあたりを見極めてください。
なお、
依頼先となった税理士さんのところへ、
その後、
頻繁に足を運ぶ必要は、大抵の場合生じません。
ですので、先方の事務所が家から遠くても、
通常は大丈夫です。
地方都市に暮らすオーナーさんが、
新幹線で1時間以上もかかることを厭わず、
東京の「相続に強い税理士さん」に仕事を依頼しているケースも、
少なくはありません。
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