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賃貸住宅オーナーになった今、あらためて読んでみた「めぞん一刻」
2012年01月20日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
さて、突然ですが、
皆さんは、
「めぞん一刻」(めぞんいっこく)という漫画をご存じでしょうか。
少し前のこと。
久しぶりに文庫版を開き、読んでみました。
主人公は、
「一刻館」という名の古いアパートの住人で、
その意志の弱い性格が災いし、
何かと面倒なトラブルに巻き込まれてしまう大学生、
五代裕作(ごだいゆうさく)。
そんな彼が一目惚れしてしまうのが、
一刻館住込みの管理人としてやって来た、
若く美しい未亡人、
音無響子(おとなしきょうこ)。
ふたりのラブストーリーと、
彼らを取り巻く常識はずれな住人達による楽しくも切ない物語が、
エピソード豊かに展開される作品です。
作者は、
「うる星やつら」などでも有名な高橋留美子さん。
連載は、
「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の創刊号(1980年)に始まり、
1987年に完結。
テレビアニメや、
アニメ映画、実写版の映画にもなった名作です。
ちなみに、当時、
真面目さと、可愛らしい「天然」な鈍感さを併せ持つ
管理人・響子さんに、
心ときめかせた若者はとても多いはず。
実は私も、そのひとりです。
一刻館のオーナーは、
響子の亡き夫・惣一郎の父親です。
彼からアパートの管理をまかされている響子は、
江戸時代ならば、
「大家さん」と呼ばれる存在です。
そして、
物語の舞台である「一刻館」。
玄関で靴を脱ぎ、
廊下を進んでいくと、各居室の木製のドアが並んでいる・・・
そんな、
昔の下宿屋のような、とても懐かしい姿をした
アパートです。
暮らす住人達は皆、天衣無縫ぞろいです。
しょっちゅう集まって、大宴会を繰り広げます。
部屋の壁に穴を空けて
隣の部屋と行き来してしまったり、
家賃も払ったり払わなかったり・・・。
連載が続いていた頃は、深く主人公に感情移入し、
ドラマとして楽しんでいましたが、
そんな私も、
いまは小さな自宅併用アパートのオーナー兼管理人です。
「この一刻館の経営、管理、
楽しそうだけれど、とんでもなく大変だろうな・・・」
そう時折、現実に返りつつも、
それでもやはり、
懐かしいストーリーを
あらためて楽しむことができました。
新しい幸せを探しなさい、と、
一刻館のオーナー、すなわち亡き夫の父にも
再婚をすすめられている響子。
しかし、
心の整理がなかなかつかず、
彼女は亡き夫の姓である音無を名乗り続けながら、
管理人としての仕事を続けます。
そうした中、
頼りない学生から、段々と大人の男へと成長していく
主人公・裕作。
彼は、響子とふたりで歩む未来を夢に描いているのです。
一方、
住人達との触れ合いを重ねながら、
少しづつ心を和らげていく響子。
やがて、
裕作の愛に、彼女は振り向くのでしょうか?
これから「めぞん一刻」のページを開こうとされている
まだストーリーをご存じない皆さんのために、
紹介は以上でとどめておきたいと思います。
賃貸住宅を舞台とした、
古きよき昭和の香りがするこの物語を
皆さんもよろしければ楽しんでみてください。
上から目線の殿様商売。私達賃貸住宅オーナーも他山の石に
2012年01月13日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
今日は、昨年末の記事に続いて、(→当該記事)
「殿様商売」のお話としましょう。
なお、ご紹介するような困った事例はほんの一部。
多くの関係者の皆さんは、
当然、真面目にがんばっていらっしゃるのであろうことを
お断わりした上で、
応援の気持ちも込めて、お話しさせていただきます。
今日の話題は「東京ガス」さん。
そのサービス店舗さんとのやりとりの中での経験談です。
昨年3月末のことです。
私の物件に備え付けの給湯器が壊れてしまいました。
そこで早速、
某・東京ガスサービス店舗さんへ問い合わせたところ、
「交換が必要なようですね。でも、
震災の影響で品物を入手できません」
とのこと。
困った私は、インターネットで調べることに。
すると、
大阪の給湯器販売会社に在庫があることが
すぐに判明。
早速、取り寄せたのでした。
その時、思いました。
「そもそも震災の影響ってなんだろう?
探す努力をしてくれたのかな?」
不審に感じながらも、設置工事だけを
このサービス店舗に依頼しました。
その後、少し経ってから、
別の入居者のところで、また給湯器が壊れました。
「お湯が出なくなったので、説明書を見て直そうとしたが、ダメ」
とのこと。
そこでふたたび上記店舗に連絡すると、
とりあえず、
すぐにやって来てはくれました。
「基盤が壊れていますね。
修理するなら部品の在庫がないので取り寄せになります。
4~5日後で、修理代は4~5万円」
さらに、
「新品の給湯器と取り替えるのでしたら、
これも取り寄せになりますが・・・2日後です。
工事費用を合わせて20万円ちょっとかかります」
私は尋ねました。
「部品にしても、給湯器本体にしても、
在庫は持っていらっしゃらないのですか?
給湯器が壊れたとなったら、一日も早く直してほしい、
取り替えてほしいと、
誰もがおっしゃるのでは?」
「うちの会社の方針で、在庫はほとんど持たないんです」
やれやれです。
またまた「在庫ありません」に、苦しめられることに
なってしまいました。
本当に無いのでしょうか?
明確に「方針」とおっしゃる以上、
事実なのでしょうが、
事実だとしても、何となく納得のいかない話です。
とはいえ、仕方がありません。
新しい給湯器を取り寄せてもらうことにしました。
ちなみに、
今回壊れた給湯器は13年前に購入したもの。
給湯器は20年近く壊れないこともあるといいますが、
その一方、
「10年も過ぎれば、いつどこが壊れてしまうかわからない」
とも、聞いています。
入居者にこれ以上迷惑をかけてはいけないので、
修理ではなく、交換を決断しました。
すると、
ここでとんでもない事件が発生。
サービス店舗の担当者氏、入居者のいるその目の前で、
「ところで大家さん、お宅さんは安い給湯器を
使っているんですね」
などと、
あの震災の少しあとに購入した給湯器を指さして、
言い出したのです。
突然何を・・・と、私は驚きました。
「安いって、どういう意味ですか?」
「東京ガスのブランドが入っていないんです。
メーカーが造った製品を直接購入されていますね」
「性能が違うということですか?
東京ガスさんの給湯器も、造っているのはこうした
メーカーさんのはず・・・」
「ブランドが入っていると高くなるんですよ」
「ですから、違いはどこにあるのですか?性能、機能・・・」
「金額が違うんです」
・・・何を言いたいのか、お話になりません。
どうやら、さほどの悪気もないままに、
私が給湯器の購入にあたって「ブランド品」
(あくまでこの人の妙な基準で言う「ブランド」ですが)
を選んでいなかったことを
この人は、その場の話題にしたかったようでした。
きっと悪気は無いのでしょう。
それにしても、
私のお客様である入居者の方がいる前で、
「安いのを使ってますね」とは・・・。
普段から、上から目線の殿様商売をしていて
それに慣れきってしまっている、
ということなのか、
あまりの感覚の鈍さ、
気配りのなさに、私はただただ驚くほかありませんでした。
そこで思い出しました。
それよりずっと以前にも、
他の東京ガスのサービス店舗さんに仕事をお願いした際、
「10時に行きます」
と、宣言しておきながら、到着したのは10時50分。
「遅かったですね」
「ええ。前の工事が遅れたので」
すみません、ごめんなさい、
など、
お詫びのひと言が聞こえてきません。
公共インフラにたずさわる仕事は責任が重く、
大変なのだろうとは思いますが、
だからといって、
顧客をもつ商売にたずさわる者としての
礼儀や気配りを忘れてしまうようでは、
「やっぱり殿様商売だ」
そう揶揄されても仕方がないでしょう。
そこで、
お話の結びですが、昨年末と同じです。
このブログをご覧のオーナーさんに、上から目線の
「殿様商売」な方など、
もちろんいらっしゃらないとは思いますが、
それでもぜひ、気をつけてください。
物件管理を依頼している管理会社が入居者に対して
これをやっていると・・・
大変です!
津波の経験豊富な鎌倉。災害対策ではつねに「想定外」を忘れずに
2012年01月06日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
年が明けました。
ですが、決して忘れることは出来ません。
東日本大震災の発生から、まだ一年も経ってはいません。
多くの人々の命や財産を奪ったあの大きな津波。
高さは、
陸前高田が最大で15.8メートル
福島第一原発、13.1メートル
仙台空港周辺、12メートル
石巻港、5メートル
あらためて感じるそのすさまじさです。
そして思えば、
私の住む鎌倉も・・・
実は、
これらに匹敵する巨大な津波に、過去、
何度も襲われています。
相模湾を震源地とする関東大震災では、
鎌倉に押し寄せた津波の高さ、
8メートル程度。
さらに過去へさかのぼると、
鎌倉大仏を覆っていた大仏殿を倒壊させたといわれている
室町時代後期(1498年)の明応地震、
約11.2メートル。
江戸時代中期(1703年)の元禄関東地震では、
約10.5メートル。
さらに、昨年末近くのこと。
神奈川県の「津波浸水想定検討部会」は、
巨大地震が起こった際の津波による浸水について、
1605年の慶長地震をモデルに想定、
「鎌倉市域で14.4メートル」
など、新たな数値を報告しました。
県ではこれをうけて、浸水予測図案を公表。
各自治体と、
ハザードマップの改訂に向けて協議をすることと
なったそうです。
さて、そうなると・・・
海抜12メートルくらいに位置する私の家。
(「Google Map 標高」で調査)
ますます深刻な気分です。
小庭に建つ物置の中に、防災グッズを置いてあったのですが、
(大半がキャンプに使うものとの兼用品ですが)
今回の報告を知り、
これらを早速、2階に移動させた次第です。
もちろん、
2階であっても、さらに高い場所であっても、
建物ごと津波に流されてしまえばすべておしまいです。
ですが、そこは安易にあきらめず、
手をつくしておきたいところ。
私の防災グッズは、私の家だけでなく、
私のアパートの入居者の皆さんのための防災グッズにも
なる可能性があります。
地べたに近い位置にある物置にくらべれば、
わずかながら・・・ですが、
これらがたすかる確率も高まるでしょう。
家から程近いところに、海抜90メートルの源氏山があります。
頂上までの距離は400メートルくらいです。
もっと近くには、
鉄筋コンクリート造のマンションもあります。
3階建てです。
「いざ、津波!」
と、いう際の避難場所として、普段からこれらに
目星をつけています。
ところで、
津波の高さが14.4メートルだからといって、
「では、標高20メートルの位置にあるものは流されないのか?
水には浸からないのか?」
と、いえば、
決してそうではありません。
場所によっては、
押し寄せた津波が陸地の斜面をさかのぼる「遡上」現象が
起こります。
東日本大震災での「遡上高」を見ると、
岩手県宮古市の姉吉地区で38.9メートル
同じく田老地区、37.9メートル
陸前高田、21.5メートル
気仙沼、20.6メートル
にまで海水が達したとのこと。
想定される数値を見たら、
次には必ず、「想定外」がありうることに考えをめぐらせるべき。
そのことの大切さを教えてくれるものであるように
感じられます。
なお、下記のサイト、
国土地理院の「10万分1浸水範囲概況図」で、
東日本大震災での津波による浸水範囲の概況を
知ることができます。
↓
http://www.gsi.go.jp/kikaku/kikaku60003.html
殿様商売を見たとき、私達賃貸住宅オーナーも自身をふりかえってみましょう
2011年12月16日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
真面目にがんばっていらっしゃる社員の方、
関係者の皆さんには、ちょっと申し訳ないのですが、
今後の応援も込めて、
以前あった、ある会社の困った事実について、
お話ししたいと思います。
会社というのは、NTTさん。
引越しの際、固定電話の移設をおねがいした時のことです。
まずは、先方曰く、
「・・・それで、室内の工事なんですが、
必要かどうかはお宅に行ってみなければわかりません。
工事の日には家にいてくださいね」
「わかりました。では、次の土曜日か日曜日に」
「土・日はだめなんです。
3月の引越しシーズン以外は、平日のみなんです」
「でも、うちは共働きなので・・・。
しかも今は引越しまで重なってとても忙しいんです。
土・日でなんとかなりませんか?」
「駄目です。平日だけです」
「困りました・・・。
ところで、うちなんですが、そもそも築年数が古いので、
これまで何度か電話の移設があったはずなんです。
室内工事が必要かどうか、
そちらの記録に残っているのでは?」
「それは私にはわかりません」
「では、いつでもいいのでまず現地を見に来てください。
室内工事が必要だとわかったら、
私と日程を調整の上、工事に来てもらうということではいかが?」
「それは出来ません」
さらに粘り強く交渉をかさねるものの、
「とにかく土・日は無理なんです。平日、家にいてください」
の一点張りで、まったく埒が明きません。
そこで、
「そちらの上司の方と相談させていただけないでしょうか?」
上司の方が電話に出てくれました。
すると、なんと、
「わかりました。土曜日に参ります。
おそらく室内工事は不要と思われますが、念のため、
家にいてください」
あっけない結果です。
ただし、
こちらからの申し出でもありますから、
土曜日、
私は家で待っていなければなりなくなりました。
そして当日です。
時間の指定は出来ないとのことでしたので、
私は家の中でじっと先方の訪問を待ち続けました。
そして、
午後の3時を過ぎた頃、
突然、携帯電話の呼び出し音が鳴り出しました。
「室内工事は不要でした。もう新しい番号でつながりますよ」
なんと・・・、
いつの間にか工事担当者が家の外を調べていたようです。
ですが、
どうも釈然としません。
繰り返しますが、私は約束されたこの日、
ずっと家にいながら、待機していたのです。
「来ていたのなら、ひとこと声をかけてくれても
よかったのでは・・・」
顧客の事情を斟酌できないばかりか、気持ちも考えない、
「ああ、殿様商売だな・・・」
と、失礼ながら感じました。
このブログをご覧のオーナーさんに、そんな「殿様商売」な方は
もちろん、
いらっしゃらないとは思いますが、
それでもぜひ、気をつけてください。
物件管理を依頼している管理会社が入居者に対して
これをやっていると・・・
大変です!
今年とても心配したこと。鎌倉のヤモリの激減
2011年12月09日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
今年とても心配したことのひとつ、
それは、
鎌倉のヤモリの激減です。
例年であれば、
6月から9月頃にかけて、夜、鎌倉駅から私の家までを歩くと・・・
建物の壁など、
小町通りの街灯に照らされたあちらこちらにヤモリを発見。
大抵、10匹くらいは数えられました。
ところが今年は、なぜなのか。
ほとんどその姿を見かけることができません。
そのうちある時、気付いたのです。
「そういえば今年は虫が少ない!」
ヤモリの餌となる街灯に群がる虫も、どうやら今年は
激減していた様子。
こちらも見かけることがあまりありませんでした。
どうも、
何かの異変が、今年は起きていたようです。
そんな妙な雰囲気に鎌倉がつつまれていた秋口の夜、
銀座のオフィスのエントランス、
自動ドアの内側で、
私はヤモリの子供を見つけました。
体長は5センチくらいです。
繁華な中心部から少し外れているとはいえ、
「銀座にもヤモリがいるんだ・・・」
と、思わず感動。
早速捕まえて、外の植栽の陰に逃がしてやりました。
そのあと、私は電車に乗って鎌倉へ。
すると、
駅西口にほど近いビルの白い壁に・・・また見つけました。
高さ1メートルくらいのところ、
やはり5センチくらいの子供のヤモリがいます。
思わず捕まえ、手にとって眺めました。
ひと晩に二度もヤモリに触れるなど、
さすがに初めてのこと。
なんとも「ヤモリづいていた」その日でした。
「ヤモリや虫たちがいつまでも元気な鎌倉でありますように」
そう祈るほかありません。
(昨年夏に書いたヤモリの不思議な能力についての記事も
よろしければぜひご覧ください→ 当該記事)