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台風15号の影響で今年の鎌倉の紅葉はさびしいかも
2011年10月28日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
去る9月21日、首都圏を直撃した台風15号。
鎌倉でも猛威をふるいました。
このことが、
意外な心配を生んでいます。
「今年の鎌倉の紅葉は、
色づく葉も少なく、さびしいものになるかも・・・」
と、いうのです。
台風当日のことです。
南からの突風が、相模湾の海水を巻き上げながら、
鎌倉の街に吹きつけました。
すると、翌朝。
私の家の南側のガラス窓が、白く濁っています。
見ると、「塩」です。
車もやられています。
フロントガラスなどに、海から運ばれた塩が、
びっしりとこびりついていました。
塩を含んだ海水は、
鎌倉の木々の上にも降り注ぎました。
そのため、
主な落葉樹の葉は枯れ、壊滅状態です。
付着した塩分が、浸透圧の作用で葉の水分を奪うなどして、
こうした葉枯れが起きるとのこと。
台風一過の翌朝、
若宮大路の桜並木の葉は、ほとんどなくなっていました。
あちらこちらに立つイチョウの大木も、
葉をおおむね茶色に変えています。
北側の枝に、わずかに緑色の葉が残っていますが、
そのことで、
風が真横から当たったことが分かります。
一方で、幸運な例も。
南側に建物などが建っていて、
それが風の障害物となった樹木です。
どうにか、難を逃れているようです。
私の家でも、
さるすべり、海棠(かいどう)、桃、イチョウ、ノウゼンカズラ・・・
落葉樹の葉がどれも枯れ落ちています。
花を咲かせる寸前だった白いハギも同様です。
葉も茎もすべて、
チリチリの状態になりました。
カエデの葉の周囲も、やはり同じ様子。
かろうじて緑を保っている状態です。
山はどうでしょうか。
鎌倉をかこむ山々を見渡すと、
やはり、
葉が茶色になった木々が目立ちます。
こうした光景が、
中心市街地の周りをこえて、大船あたりまでつながっています。
これでは今年の鎌倉の紅葉は、さびしいものになりそうです。
特にイチョウは、かなり難しそう。
カエデなどがどこまで頑張ってくれるか・・・。
鎌倉に住んで10年近くになりますが、
ここまでひどい台風被害は初めてです。
鎌倉駅西口の桜(左)とイチョウ(右)です。
紅葉の季節を迎える前だというのに、
早くもこんな姿に。
桜の葉は多くが枯れて落下。
イチョウの葉は、塩水を含んだ横からの風に打たれなかった
北側だけが緑。ほかは変色し、枯れています。
見かけはもはや冬のよう。
「侘びさび」た風景の好きな方には、おすすめかも。
あなたは気になりますか? 鎌倉はお墓にかこまれた町です
2011年10月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
突然ですが、
鎌倉は「お墓にかこまれた町」です。
町がお墓に取り囲まれています。
どういうことかと言うと・・・
鎌倉駅を中心とした鎌倉の旧市街は、
海に面する以外の三方を小山に囲まれています。
なので、
こうした小山を切り崩した道、
いわゆる「切り通し」を通らなければ、
街に入ることができません。
しかし、
その切り通しの付近には、必ずお墓があるのです。
お墓の横を通らなければ、
旧市街地に入ることも、そこから出ることもできないのです。
このことに気づいている人、
実のところ、あまり多くはないかもしれません。
鎌倉時代、
こうした切り通しのあたりは、
お墓どころか、
それ以前の、「死体を捨てる場所」であったりしました。
処刑場であったりもしました。
その後、
そうした場所には、お寺が建てられました。
こうしたお寺は、
鎌倉防衛のための要塞としての意味も兼ねていましたが、
それらの敷地の一部が、
その後、墓地として残るなどしています。
ちなみに、
朝比奈の鎌倉霊園など、
はるかのちの世になってから造られた墓地も、
なぜか切り通しの近くにあります。
鎌倉は、
そうしたわけで、お墓にかこまれた町でもあるわけです。
切り通しの近くだけではありません。
ある住宅地など(といっても数区画ですが)、
両側を墓地にはさまれた細い道を通り抜けなければ、
たどり着けないところにあります。
その先は山です。
突きあたりになっています。
しかも、墓地には塀がありません。
住人の皆さんは、
墓石を間近に見ながら、毎日そこを通ることになるわけです。
ここに住んでいる方がどんな方か、
残念ながら私は知りません。
ですが、
土地の値段がいくらなのかも含めて、興味のあるところです。
「お墓の隣に住んでいるけれど、慣れればなんてことないよ。
むしろ静かで快適だよ」
東京の文京区に暮らす友人が、
そう言っていました。
確かに、
お墓の「住人」は、皆、地面の下にいて無言です。
騒音を鳴らしてご近所に迷惑をかけたりはしません。
ただし・・・
「お盆やお彼岸の時だけは、
線香のにおいが、ちょっとだけ気になるけど」
とのことでした。
鎌倉の不動産事情・山際に建つ家は「疲れ」が早いのか
2011年10月14日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉の旧市街地は、ご存知のとおり、海に面しています。
そして、それ以外の三方を
小山に囲まれています。
小山と小山の間にある谷間のことを谷戸(やと)と呼びますが、
その谷戸の突き当たり、
行き止まりに建つ家というのが、市内には何軒もあります。
また、谷戸に限らずとも、
山に隣接した敷地は数多くあります。
そうしたところでは、
まるで、
山に寄り添うように、家が建っています。
中には、「寄り添う」どころか、
山肌に食い込むようなかたちで家が建てられている例も、
しばしば見られます。
ここ10年、
時折、
鎌倉の不動産物件をチェックしてきました。
すると・・・
そういった谷戸の突き当たりの家、
山に隣接している家などは、
ほかよりも、売りに出されることが多いように思えてきました。
もちろん、
正確なデータをとっているわけではないのですが、
売物件の情報を見て現地へ行ってみると、
山に隣接していた・・・という確率が、
結構高いのです。
そうした物件では、しばしば、
隣接する山の木々や草が成長して迫り出し、
家が山に呑まれそうになっているなどします。
家自体、
なんとなく疲れて見えます。
湿気など、
草木や地形がおよぼす様々な問題があってのことでしょう。
こうした家が、売りに出されやすい理由、
現場を見ると、
なんとなくわかるような気がします。
しかし、
考え方によっては、
これらは、
豊かな自然に抱かれた緑の中の住まい、でもあるわけです。
家を疲れさせず、
住む人も疲れさせない、建築工法や素材など、
何かよい工夫はないものなのでしょうか。
賃料を下げて「損して得」。うれしい入居者さんの思い出
2011年10月07日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
思い出話です。
以前、私の物件に、
当時50歳になるご夫婦が入居されていました。
5年間住んでいただきましたが、
退去される際、
「実家に帰るからいらなくなりますので」
そうおっしゃって、
色々なものを置いていってくださいました。
もちろん、
ガラクタなどではありません。
リモコンで明るさを変えられる照明器具、
ほぼ新品の温水洗浄便座、
とてもきれいなカーテン、
キッチン棚、
などなど。
どれも価値あるもので、喜んでお受けしました。
しかも、
とても掃除好きなご夫婦だったようです。
部屋を大変きれいに使っていらっしゃいました。
とても5年住んでいたとは思えませんでした。
おかげさまで、
原状回復費用を安くおさえることができました。
残していかれた設備類は、
次の入居者を早く決めるのに役立ちました。
もちろん、引き続き、
新しい方にも喜んで使っていただけました。
このうれしいお話については、
それ以前に経緯がありました。
部屋のエアコンが壊れた際の私の対応なども
悪くなかったのだと思いますが、
それ以上に喜んでいただけたと感じるのは、
家賃の値下げでした。
相場が下がったのを見て、
「ここは正直に行こう」
と、更新時、
ご夫婦に対し、私から賃料を下げる申し出をしたのです。
月5千円の値引きでした。
損しちゃったかな・・・ともその時は思いましたが、
結局、
あとで得をしたようです。
津波が気になる町・鎌倉 私の家の標高は12メートルでした
2011年09月30日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
以前、この鎌倉大家日記に、
「関東大震災の津波は、私の家のすぐ近くまで来ていました」
というタイトルの記事を書かせていただきました。
その際、
鎌倉にある私の家について、
「標高8~9メートルくらいのところに建っています」
と、記したのですが、
Google マップの標高表示サービス、
「Google Map 標高」
で、調べたところ、12メートルと表示されました。
おそらく、
こちらが正しいものと思います。
場所は由比ガ浜から約1.5キロの辺り。
関東大震災のときは、かなり近くまで津波が到達しています。
ですので、
もっと低いものと思っていたのですが、
若干、高かったようです。
ちなみに、
関東大震災の津波で家屋などが全壊・半壊したエリアは、
標高が7~8メートルでした。
それ以上の高さの波が来た、ということなのでしょう。
Google マップの標高表示サービス、
「Google Map 標高」
のURLは、下記のとおりです。
↓
http://wisteriahill.sakura.ne.jp/GMAP/GMAP_ALTITUDE/index.php
操作はとても簡単です。
海や川の近くにお住まいの方など、
災害対策を考えるために、
ぜひ、ご自宅の「標高」をチェックしてみてください。