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誤解されている? 銭洗弁天のご利益
2011年02月18日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉で、八幡宮に次いで、
大仏と同じくらい多くの観光客が訪れるのが、
「銭洗弁天」です。
正式な名前は「銭洗弁天宇賀福神社」と言います。
1185年、
源頼朝の夢枕にひとりの老人が現れ、
「西北にきれいな泉がある。それを祀れば国内はすぐに
平穏に治まる」
と、告げました。
その後、頼朝がお告げのとおりの泉を見つけて祀ったのが、
この神社の始まりと言われています。
この銭洗弁天を訪れると、
ザルにお金を入れて洗っている人の姿がよく見られます。
いつの頃からか、
泉の水でお金を洗うとお金が増えるという信仰が
生まれたのです。
しかし本来は、ちがいます。
金銭をこの水で洗い清めると、
不浄の塵垢が消えて清浄な福銭になる、
との言い伝えだったのです。
たくさんの人が、勘違いをしています。
神様もきっと困っているに違いありません。
しかし私も、そんな背景を知っていながら、
つい、お金が増えることを祈りながら、
何度か洗ってしまいました。
知人が鎌倉へ遊びに来たときも、つい一緒に行ってしまいます。
「お金が増えそう」
と、皆とても喜んでくれますから。
菅直人さんへインタビューしたときのこと
2011年02月11日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
菅直人さんに会ってインタビューをさせてもらいました。
と言っても、最近のことではありません。
今から30年も前の話です。
当時、菅さんはまだ34歳。
衆議院議員に初当選して間もない頃で、
私もまだ学生でした。
私は当時、学生向けのミニコミ誌の編集をしていました。
お会いした場所は国会議事堂横の第二議員会館。
1時間ほどのインタビューをさせていただきました。
最近は菅内閣の人気が下がり、支持率も散々ですので、
書くことに戸惑いもありますが、
彼が総理大臣のうちに、
昔の思い出話をちょっと披露しておきたいと思います。
昭和55年のことでした。
当時、学生だった私から見ると、
政治の世界は、とてもいかがわしいものでした。
政治家はいわゆる地盤や看板がないと目指せない、
どろどろした存在に見えましたし、
30代で当選できるのは二世議員かタレントだけ・・・
そういった雰囲気の感じられる時代でもありました。
そんな中、
菅直人さんは私達の前に登場しました。
市民運動出身の30代が、
カンパとボランティアによる応援を中心に選挙を戦い、
東京7区でトップ当選を果たしたのです。
大平正芳総理が選挙運動期間中に急死した、
いまも記憶に残る衆参同日選挙でのことです。
菅さんの当選は、とても注目を集めました。
保守でも革新でもない第三の選択肢という、
小さな風穴が空いたような衝撃を
当時の若者の誰もが感じたものでした。
そして多くの若者が、
「政治への希望は捨てないでおこうかな」
と、思ったはずです。
そんな希望にあふれたデビューを飾った頃の
菅さんへのインタビューを載せたミニコミ誌が、
いまも、
私の手元に残っているのです。
インタビューの主な趣旨は、
「政治に関心の薄い若者に、もっと政治に興味を
持ってもらうにはどうしたら良いか聞かせてほしい」
と、いうものでした。
そのせいもあって、
それほど深い話は聞き出せていないのです。
菅さんも若かったし、私も若過ぎました。
以下は菅さんのお話の要約です。
元気な言葉が並びます。
「政治を市民の手の届くところにひきずり降ろしたかった。
市民による市民のための政治を実現したい」
「政治を大変なことだと思うところに、若者の錯覚がある。
大学生が学園祭をやるくらいのエネルギーがあれば、
選挙なんて軽くやれちゃう」
さらにこんな言葉もありました。以下も要約です。
「若者の政治離れは、政治を実感できる『場』がないから。
私はそういう『場』を作っていきたいと思うし、、
若者も自らテーマをみつけて、『場』を作ってほしい」
「たとえば環境問題。原子力発電所の問題」
「アルミ缶を回収してリサイクルできれば
原発の電力が不要になるくらい省エネになる」
「若者には、アルミ缶を回収するという身近な反原発運動も
あるのでは」
・・・アルミ缶を全部回収してリサイクルできたとしても、
原発が不要になるほどの省エネにならないことは、
今となっては常識です。
しかし、この当時、菅さんはそう思い込んでいたようです。
「根拠が薄くても言い切ってしまう悪いクセは、
どうやらこの頃にはすでに始まっていたようだ」
と、口の悪い人は言うかもしれませんね。
当時は、エコロジーを唱える人ほど、
「反原発」だったと記憶しています。
その原発も今では安全面での心配や、
廃棄物処理に関する議論などは尽きないものの、
とりあえずは発電の過程でCO2を排出しない、
もっともクリーンでエコなエネルギー供給源のひとつと、
世間が認識しています。
今のようなかたちのエコの時代が来るとは、
当時は想像できませんでしたし、
菅直人さんが総理大臣になるなどということも、
当時は1ミリ程も想像できませんでした。
「未来は読めないものだ・・・」
これが今日のお話の結論でしょうか。
以上、たまにはこんな話も書いてみました。
政治的な意図はもちろん一切ありませんので、
よろしくご理解下さい。
長谷寺の歳の市の報告
2011年02月04日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先々月10日、このブログで、
鎌倉・長谷寺の「歳の市」を紹介しました。(→当該記事)
昨年の12月18日、
久しぶりに行ってきました。
場所は長谷寺の門前です。
私が行ったのは午後の4時を少し過ぎた頃でした。
長谷の三つ角から、
門前までの100メートルちょっとの間に、
全部で15軒の出店がありました。
「歳の市」らしいのは、ダルマを売る出店が2軒と、
神仏具の出店が1軒、そして乾物屋が1軒くらい。
あとはお好み焼きなどの食べ物屋さんです。
残念ながら、お客さんの数はまばらでした。
毎月18日は観音様の縁日です。
この日は昨年最後の縁日でした。
とりあえずお参りをと思い、長谷寺の中に。
この日は無料で入れてくれました。
境内には、まだ紅葉している木が何本か残っていて、
ライトアップされていました。
この時期、すでに鎌倉中の紅葉が終わっていたので、
ちょっと得した気分になりました。
本殿の前に店が出ていました。
恒例の福寿草を売るお店です。
そして観音様にお参り。
木造では日本最大級の巨大な観音様の手から、
1本の紐が伸びています。
お参りに来た人は、その紐の先を掴むことで、
観音様とつながることができる仕組みです。
展望台から由比ヶ浜と海の夕映えを見渡してから、
お寺を出て、門前の歳の市に戻りました。
さきほどから30分ほど経っていましたが、
お客さんの数は、あいかわらず、まばらでした。
何年か前にも同じような時間に訪れましたが、
もう少し店の数が多く、
訪れる人もたくさんいた気がします。
PR不足もあるのでしょうが、
それ以前に、出ているお店もやや魅力に欠けますし、
時期も中途半端です。
もっと盛り上げる方法は、ないものでしょうか。
テレビで見たのですが、どこかの神社では、
500円のおみくじをひくと、
ダルマが当たるのだそうです。
当選ランクが5段階になっていて、
1等は高さ50センチの大きいサイズ。
5等でもミニサイズのものがもらえるそうで、
けっこうな人気だとか。
こんなちょっとしたアイデアが、
話題となって人を呼び寄せ、
ひいては地域の活性化にもつながるように思います。
縁起もののダルマを売る出店が2軒。
仏具神具を売る出店が1軒。
海産物やお好み焼きなどを売る出店が12軒。
ダルマさんを買うと、
お店の人が三三七拍子で盛り上げて、
祈願成就を祈ってくれます。
長谷寺の門のシンボル、赤い提灯。
夕暮れ時に見るのが一番きれいです。
その後、由比ヶ浜を散歩して家に帰りました。
波打ち際のカップルが絵になっていました。
右側の山は稲村ヶ崎。
左側にうっすらと低く見えるのは、
方角からみて伊豆の天城山かと思われます。
鎌倉のユニークな不動産・トンネルを抜けないと辿り着けない!
2011年01月28日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
私は鎌倉の街が大好きです。
鎌倉にある、鎌倉らしい家も大好きです。
以前、このブログで、
江ノ電の線路の上を歩かないと辿り着けない家が、
鎌倉には何軒もあることについて書きました。
やや似た話です。
今回は、「トンネル」です。
岩をくりぬいた小さなトンネルを抜けないと辿り着けない家が、
鎌倉にはいくつもあるのです。
岩は、砂岩の一種で、
鎌倉地方に多い、「鎌倉石」と呼ばれるものです。
比較的、柔らかな岩です。
「凝灰質砂岩」といわれるものの一種なのだそう。
それをくり抜いたトンネルが、
鎌倉にはいくつか見られます。
大きなものでは釈迦堂の切り通しが有名です。
よく写真が本などに載っています。
ここは落石の危険があるため通行禁止ですが、
迫力ある風景を見に行くことは可能です。
そして、鎌倉には、
もっと小さな、これと似たトンネルが、
ほかにもいくつかあるのです。
皆さんが一番見つけやすいのは、
北鎌倉駅の下り線のホーム中ほどの外側にあるトンネルです。
おそらく手掘りですが、
鎌倉時代からあったのかどうかは不明です。
多分、もっと新しいのでは。
中は狭く、トラックは通れませんので、
家を建てるなど、工事の際は大変そうです。
さらには消防活動にも支障があるかもしれません。
こうしたトンネルの向こうに家があるとなると、
不便で、
なおかつ、安全・安心な暮らしとはならない可能性が
高そうです。
しかし、
まるで異界へつづく入り口のような、
別世界との間にある扉のような、
不思議でおしゃれな風景です。
ちなみに、
有名な解剖学者で、
鎌倉生まれ鎌倉育ちでもある養老孟司さんのご自宅があるのも、
こんなトンネルの向こう側の
隠れ里のような谷戸(やと)の中です。
ところで、不便といえば、
トンネルだけではありません。
ほかにも、
車が入れない細い坂道の上、
あるいは、階段を延々とのぼったところにある家などが、
鎌倉には何軒もあります。
これらの家々は、
どれも周囲に特別な静けさが漂っていて、
私にはとても魅力的に感じられます。
「住もうか」と、
迷ったことが、過去に何度もありました。
ところで、
こうした一部の鎌倉の家が持つ、「不便」な魅力。
不動産価格には、
どう影響するのでしょうか。
私のように、
「好きな人はとても好き」
ですので、
実は結構高値がつくのかもしれません。
鎌倉に8年。最近の年末年始の過ごし方
2011年01月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉に住んで8年が過ぎました。
年末年始の過ごし方も、段々パターン化してくるものです。
最近は概ね以下のようになっています。
この年末年始もこんな感じでした。
まず、クリスマスの前後、
アパートの入居者の方と、「忘年クリスマス会」をします。
12月28日、
近所の商売っ気のないお店で、正月飾りを一式買います。
松の枝と輪飾りです。
その日のうちに飾ります。
12月31日、昼は八幡宮の「大祓(おおはらえ)」に行きます。
夜は、NHKの紅白が終わるとすぐに、
除夜の鐘を突きにお寺に向かいます。
寿福寺、
海蔵寺、
浄光明寺
などです。
その足で本覚寺に向かいます。本堂と恵比寿堂に
お参りしてから、
本殿手前の出店で樽酒を一枡、
そして、ラーメンをいただきます。
翌1月1日の朝は、鶴岡八幡宮へ初詣。
例年たくさんの人が押し寄せる神社のひとつですが、
9時頃までなら、すいています。
本殿か若宮で、お祓いをしていただきます。
「家内安全」など、ひとつの願い事につき5000円から。
お札(おふだ)なども買い替えます。
境内の屋台でおでんとビールをいただくこともあります。
さらに、
佐助稲荷にお参りして、交通安全のお守りを買います。
寸志でいただけるインスタントのコーヒーを一杯飲んで、
煙草を1本吸います。
参道の狐の頭をなでながら帰ります。
途中、銭洗弁天に寄って、
向かって左側の茶店で、
かんぴょう巻きと稲荷寿し、ビールをいただくこともあります。
小町通りの腸詰屋でソーセージを食べ、
マスターの楽しい話を聞きながら
ビールを飲むこともあります。
夕方頃からは年賀状を書いたりします。
1月2日は、
箱根駅伝の交通規制が始まる前に、
海沿いの道を車で箱根に向かいます。
途中、車窓からずっと美しい富士山が眺められます。
海もきれいです。
箱根神社に参拝。
ケーブルカーで駒ケ岳に上って、箱根元宮も参拝。
富士山、駿河湾、相模湾、丹沢などの
360度の絶景を堪能します。
そのあと、ホテルなどの白濁系の温泉で、もらい湯をします。
空いている道を選んで帰宅します。
鶴岡八幡宮。去年倒れたご神木の大銀杏は今、こんな感じです。
鎌倉市民のみならず参拝する皆が再生を祈っています。
八幡宮の「おはらひさん」です。これは12月31日の
大祓の後にいただける1月~6月のバージョン。
恵比寿さんの赤い提灯を辿っていくと数分で本覚寺に到着。
本覚寺(ほんがくじ)は鎌倉駅の近くにある日蓮宗のお寺。
新江ノ島水族館に立ち寄り、クラゲを見て癒されました。
箱根まで足をのばして、芦ノ湖と富士山を眺めました。