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空室対策に家庭菜園というのはいかが?
2010年10月29日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
私はもう10年以上、晩春から初秋にかけて、
家庭菜園にチャレンジしています。
常に日照時間が少ない場所でのチャレンジなので、
大抵は、失敗しています。
害虫や病気にやられたり、
実が生らなかったり、
小さな実しか採れなかったり、
あまり勉強せずに我流で試行錯誤しているので、
肥料や土の問題もあるのかもしれません。
でも、ときどき、理由はわかりませんが、
幸運にも成功することがあります。
今年は、プチトマト、きゅうり、ゴーヤ、
茄子、ピーマン、とうがらし、オオバなどを
育てました。
すべてホームセンターや植物専門店で、
苗で購入したものです。
プチトマトは、スーパーで売っているよりも美味しいものが、
たくさん収穫できました。
プチトマトは失敗することがまずないので、
うれしいです。
それ以外では、
きゅうり3本、ゴーヤも3本、茄子は1本しか、
まともなものが収穫できませんでした。
きゅうりは、受粉しなかった花が多数、
ゴーヤと茄子は、大きくならなかった実が多数。
ピーマンは変形したものしか採れず、
食べる気になれません。
オオバは、葉を虫に食べられて、ボロボロです。
害虫対策の薬を使わないためです。
唐辛子はしっかり収穫できました。
とはいえ、毎日のようにこれらに水をあげ、
時々肥料をあげ、
収穫を夢見て成長を見守り続けるのは、とても楽しいものです。
最近は家庭菜園を楽しむ人が増えているそうです。
空室に悩むオーナーさんは、
日当たりの良い、余った土地がもしあれば、
家庭菜園の場として、入居者に無料で貸し出すというのは
いかがでしょうか。
物件の人気が高まるかもしれません。
ところで、
私が育てているものをひとつ紹介し忘れていました。
コシヒカリです。
育て始めてから4年になります。
誰かにいただいた種籾から育て、収穫した種籾を
翌年蒔いて・・・を繰り返しての4年目です。
小さなバケツのような入れ物での栽培ですので、
食べるほどの量は採れませんが、
立派な稲が実ります。
秋に稲穂が垂れてくると、とてもうれしく感じます。
来年は、大きなスイレン鉢などを動員して、
大量に育ててみようかとも、考えています。
横須賀市、三浦市は本当に人口が激減するのか
2010年10月22日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
最近、ある推計グラフを見て、
さびしい思いをしました。
「2010年を100とした時の神奈川県の各地の人口推計」
というもので、
私も住んでいる神奈川県のいくつかの都市の
未来人口予想が、そこに示されています。
(出典:国立社会保障・人口問題研究所
「日本の市区町村別将来推計人口」
平成20年12月推計)
これを見ると、とりわけ激減が予想されているのは、
鎌倉からも近い横須賀市、三浦市。
25年後の2035年、
横須賀市の人口は今よりも約17%、
三浦市の人口は約31%も減少すると見られるのだそうです。
横須賀市、三浦市は、
東京からも横浜からもやや遠い位置にありますが、
海があって、緑も多く、
山もあり、
本当に気持ちの良い場所です。私は大好きなのです。
週末はよくドライブに行きます。
車のほとんど通らない農道などを行くと、
眺めの素晴らしい場所にいくつも出会います。
今年の夏も行きました。
三浦市の大浦海岸、城ケ島、
横須賀市の荒崎海岸、秋谷海岸などです。
どこも素敵な場所です。
海もきれいです。
特におすすめのコースを皆さんに紹介しましょう。
京急の三崎駅から数キロ南側に、松輪という信号があります。
そこを左(東側)に曲がって、
東京湾側にずっと東に、大浦海岸まで、
畑の中の道を走ってみてください。
すばらしい景色です。
東京湾、相模湾、千葉の山、三浦の山、そして広大な畑、
360度のパノラマが広がっています。
そんな、魅力にあふれた横須賀市、三浦市辺りですが、
上記の「推計」では人口激減とのこと。
少子高齢化による自然減とともに、
「住むにはちょっと。やはり都会・都心に・・・」
という人が増えるのでしょうか。
とても残念です。
みなさん、そんなに都会がいいですか?
鎌倉から銀座まで。私の通勤時間は、
ドアtoドアで1時間15分です。
全然平気です。
何の我慢もありません。
朝は海と山の風に送られ、
帰りは静寂に迎えられ、家路につきます。
入居前に部屋を写真撮影することにしています
2010年10月15日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
10年ほど前のことです。
入居者の方から、入居されたその日に電話が来ました。
「浴槽が欠けている・・・。
もちろん、私が破損させたのではありませんよ」
とのこと。
驚き、
「どうしてだろう」と考えました。
ちゃんと記憶がありました。
数日前に私が見た時は、欠けてなどいませんでした。
そのあと、誰も室内に入ってはいないはずなのです。
しかも、硬い浴槽です。
そう簡単に欠けるわけがありません。
ひょっとすると、引越し作業の際、
一旦家具を風呂場に詰め込むなどしたとき、
誰かが何かを落として、
欠けさせたのでは・・・?
しかし、私の側には証拠がありません。
そのため、
「この前見たときは欠けていませんでした」
と、主張するわけにもいきません。
入居者さんが、
「破損させた記憶がない」
と、はっきりおっしゃる以上、
「わかりました」
と、事実をそのまま受け取るほかありませんでした。
幸い、この件はトラブルなどには発展していません。
入居者さんから、
「補修剤を買って直しておきます」
との申し出があり、
その後は費用の請求が来ることもなく、
終わりとなりました。
ですが、このことがあって、私はひとつ教訓を得ました。
退去時、
入居者と原状回復トラブルが起きた際のことを考えたのです。
退去される入居者に対して、
「ここは以前こういう状態ではありませんでした。
あなたが壊した(汚した)のではありませんか」
と、指摘したとしても、
「入居した時点からこうなっていましたよ」
と、主張された場合、
証拠がなければ、
私はそれ以上の追及ができなくなることにもなりそうです。
以来、私は、
入居者が決まり、入居される直前に、
室内のあちらこちら、写真を撮っておくことにしています。
証拠を残すのです。
もちろん、この証拠を持ち出すような機会が訪れないことを
祈りつつですが・・・。
以上、
皆さんにもおすすめしたい手軽なリスク管理です。
また会いたい!・・・鎌倉・扇川のホタル
2010年10月08日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先週は私の家の近くを流れている小さな川、
扇川(おおぎがわ)で、
以前、ウナギを目撃したお話をしました。
今週は、ホタルです。
滑川(鎌倉中心部を流れる川です)との合流点から
扇川を遡上して2キロほどでしょうか。
この川の「上流」と言っていい、岩船地蔵堂のある辺りに、
少しだけですが、
「ホタルがいる」
と、聞いてはいました。
私の家からは数百メートルくらいの場所です。
しかし、
その辺りは、日常よく行き来する駅の方面とは反対側です。
ホタルの季節である6月の夜、
わざわざ出かけるような機会はなかなかなく、
私は扇川のホタルを見たことがありませんでした。
その代わり、
数年前の6月の休日の夜、
たまたま二階堂の胡桃川あたりまで行った際、
ふわふわと、たくさんのホタルが乱舞する姿を見ました。
そのあと、帰宅途中、
家のすぐ近くの扇川の脇の小道で、
扇川沿いの家に暮らす近所のご婦人とばったり会ったので、
「二階堂でホタルを見てきました」
と、話したところ、
ご婦人は、
「以前はこの辺にもホタルはよくいたんだけど、
最近はほとんど見ませんね」
そう言いながら、扇川の方に目をやりました。
すると、偶然です。
そこにホタルがいたのです。
ご婦人はちいさく、「あっ」と声をあげました。
私も目を向けると、
ホタルが一匹、
ふわふわっ・・・と、宙を飛んでいました。
さきほど触れた扇川の「上流」辺りではともかく、
私の家の近くでは、
ホタルを見た、という話はそれまで聞いたことがありません。
「いやいや。ここにもちゃんといるんだ!」
と、とてもうれしくなりました。
しかし、この晩はすぐにホタルを見失い、
その後、うろうろ歩いて探しましたが、
どこへ飛んで行ったのか、それっきりです。
見たのはほんの数秒間でしたが、間違いなく、ホタルでした。
その翌日の夜、
もう一度同じ場所を探しましたが、見つけられません。
翌年も、その翌年も・・・
6月の休日の夜、ホタルを探しました。
しかし、その後は一度も会えずにいます。
ウナギは案外身近にいる?鎌倉・扇川のウナギ
2010年10月01日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
家の近くに川が流れています。
名前は、扇川(おおぎがわ)です。
海蔵寺に近い源氏山の麓に源流があり、
そこから鎌倉中心部を流れる滑川に合流するまで、
2キロ足らずの短い川です。
川幅は狭く、30センチから1メートル。
深さも数センチから十数センチくらい。
しかし、結構な清流で、
ヨシノボリというハゼ科の淡水魚のうちの
体の小さな種類のものが、ここに暮らしています。
(「ヨシノボリ」は総称で、日本には色々なヨシノボリがいます)
モクズガニもいます。
海と川を行き来するカニです。
やはり小さなものが住んでいます。
ホタルも少しいます。
5月には、岩船地蔵堂近くの水辺沿いに、
菖蒲の花がたくさん咲いて、きれいです。
数年前のこと。
8月でした。
西伊豆で、「ウナギ獲り名人」として知られる人と、
お会いする機会がありました。
渓流でウナギを獲る名人です。
その人が言うには、
「ウナギはどの川にもいる。最近は皆獲らなくなったから、
気づかないだけ」。
そこで、
「うちの近くにも小川がありますが、そこにもいますかね」
と質問。
扇川の様子を詳しく説明したところ、
「絶対にいる。間違いない」
とのことでした。
早速、その日の夜、
伊豆からの帰宅後、懐中電灯を持って扇川へ向かいました。
なぜ夜かというと、ウナギは夜行性なのです。
但し、もちろん半信半疑です。
期待はほとんどしていませんでした。
家から50メートルほど歩いたところで川に到着、
懐中電灯を点け、照らしてみました。
しばらく雨が降っていなかったので、
水深は5~10センチ足らず。
川幅は1メートルほど。
流れも緩やかです。
すると、なんと、
スッと動いた灯りの中に・・・いたのです。
店で売られているくらいの立派な大きさのウナギです。
しかも2匹も。
びっくりしました。
驚きつつも、
このままでは誰にも信じてもらえないと思い、
駆け足で家に戻り、妻を連れてきて、一緒に目撃。
そういえば、
生まれも育ちも鎌倉、という養老孟司さんが、
いつだったか講演で、
「昔は川のいたるところにウナギがいて、皆獲ってた」
と、話していらっしゃいました。
但し、残念ながらウナギとの出会いはその晩限り。
その後、何度もウナギを探しに、夜、懐中電灯を持って扇川へ
行ってみるのですが、
見つけることができません。
それどころか、その姿を怪しんだ近所の人から、
「何をやっているのですか?」
と、疑いの目で見られる始末。
あの夜のウナギ、
ビギナーズ・ラックなのか、神様のいたずらか。
幻でなかったことだけは間違いありません。