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ボジョレーヌーボーの季節です
2010年11月04日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
フランスワインの新酒、
ボジョレーヌーボーの広告が街に目立ちます。
日本人はボジョレーヌーボーが大好きで、
ある報道によれば、
「輸入量2位のアメリカに3倍以上もの
差をつける圧倒的な世界第1位」
なのだそうです。
(J-CASTニュース 昨年11月19日の記事)
但し、一時のブームは過ぎ去り、年々輸入量は減少中
とのことです。
今年はどんな様子となるでしょうか。
ボジョレーヌーボーには、販売解禁日が定められています。
11月の第3木曜日です。
この日未明の零時をもって、一般販売が可能になります。
この解禁日には、本国フランスではなく、
各国・地域の現地時間が当てられます。
そのため、日付変更線から近い位置にある日本は、
ヨーロッパ、アメリカなどよりも早く新酒の味を確かめられる
ということになり、
そのことが、日本でブームが始まる一因となりました。
また、日本人は初物好きです。
新米、新蕎麦、初ガツオなど、初物を珍重して盛り上がる習慣が
あったことも、この理由のひとつだったのでしょうか。
ところで、なぜボジョレーヌーボーには、
「解禁日」があるのでしょうか。
実は古くはこのような決まりはなかったのですが、
1967年から定められたのだそうです。
当時のフランス国内などでのボジョレーヌーボーの人気が
その原因です。
売れ行きが大変良いため、
早く出荷しようと、競争が激しくなり、
ついには十分に出来上がっていない商品までもが、
市場に出てくるようになったのです。
この対策として解禁日の制度が設けられたとのことで、
当初は11月15日でした。
しかし、これでは当日が休日に当たった場合、
運送業者が仕事を休み、出荷が滞るなど
不都合が生じるため、
1985年から「第3木曜日をもって解禁」となったのだそうです。
ちなみに今年の11月第3木曜日は、
11月18日です。
ところで、
このボジョレーヌーボーですが、
注意して広告などを見てみると、
外来語としてはまだ表記が揺れていて、
ボジョレー、ボージョレ、ボージョレー
ヌーボー、ヌーヴォ、ヌーヴォー
などと、
微妙な違いがあります。
これに関して、
放送作家のわぐりたかしさんという方が面白い調査を
しておられ、その内容が、
「日経トレンディネット・
放送作家わぐりたかしの『食』ッキング!スクープ」
に公開されています。(→当該記事部分)
これによると、
「ボジョレー ヌーヴォー」
のカタカナ表記が、
フランス語の原音にもっとも近いという結論が
出ているようです。
なお、当ブログでは、
在京テレビ局がそろって表記しているという
「ボジョレーヌーボー」
に、倣っておきました。
アイドルから元気をもらう中高年女性が増えているそうです
2010年10月28日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
以前、大阪に行った際、
話し好きなタクシーの運転手さんに聞いた話です。
その日はたまたまジャニーズ事務所のアイドルグループ、
「KAT-TUN(カトゥーン)」のコンサートがあった日で、
会場となった京セラドームからの帰り客を
何人か乗せたのだそうです。
この運転手さん、そういったお客さんに興味があるらしく、
いつも色々なことを質問しているようです。
そこで、私が聞いた話を箇条書きにすると・・・
・ジャニーズアイドルのコンサートを観に来る40代、50代の
女性が増えている。母娘で来ている人もいるし、
同世代の友達同士もいる。
・彼女たちはコンサートの約3時間、基本的にずっと
立ちっぱなし。歌いっぱなし。すごく元気。
・SMAP(スマップ)のコンサートの時は70代の母親と
50代の娘・・・と思われる親子を乗せた。
・最もファンの世代が広いのがSMAP。
しかし最近、SMAPから「嵐」に乗り換える人が増えている。
・KAT-TUNの場合、メンバーの亀梨君が、
20歳年上の小泉今日子(40代前半)と交際している
という噂が女性誌をにぎわしたことで、
かえって40代の女性ファンが急増したらしい。
・40代、50代の女性は当然、既婚者、子供を持つ人も多い。
彼女たちは夫との結婚生活が上手くいっていても、
「ジャニーズは別腹」と、言っている。
・遠隔地から来ている人も多い。
最終便間近の飛行機や新幹線で帰る人がけっこういる。
・もちろんホテルなどに宿泊する人も多い。
こんな具合です。
中高年の女性で、アイドルから元気をもらっている人が
たくさんいるそうです。
ちなみに、女性アイドルグループ、
「AKB48(エーケービーフォーティエイト)」のコンサートの時は、
大量にポスターを買い込んだ50代の男性ファンを
空港まで乗せたことがあるとのこと。
その方が円満な家庭を築いているかどうかは、
運転手さん、聞き漏らしたようです。
世界最古のホテルは日本にあった!
2010年10月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
秋は旅行の季節ともいいます。
この秋、どこかへ旅行の計画を立てられている方、
もしくは、すでにどちらかへ旅行された方も
沢山いらっしゃることと思います。
日本人は今、年間延べ2億9千万人程が、
宿泊を伴う国内旅行へ、
また、年間1550万人程が、海外旅行へ
出かけるそうです。
なお、中国からの観光客の増加がよく話題になる
「訪日外国人旅行者数」は、
2009年は約679万人。
世界中を襲った不況の影響からか、
前年(’08年)の835万人を大きく下回っています。
今年は回復しているのかどうか、気にかかります。
ところで、世界最古のホテルが、
日本にあることはご存知でしょうか。
石川県粟津温泉の旅館「法師」が、
世界でもっとも歴史の古い宿として、ギネスブックの認定を
うけています。
この「法師」さんの公表するところによれば、
営業開始は養老(717~724年)の頃にさかのぼります。
奈良時代です。
雅亮法師(がりょうほうし)という人が、
師である泰澄(たいちょう)に命じられ、
湯治宿を建てたのが始まりということです。
泰澄は奈良時代の修験道の高僧とされている人です。
さて、
とはいえ「ホテル」といえば、我々の頭には、
普通は「法師」さんのような旅館はイメージとして浮かびません。
いわゆる西洋式のスタイルをもった、
近代が始まって以降につくられた宿泊施設を考えます。
では、そうした意味で、
日本で一番古いホテルは、どこにあるのでしょうか。
建物として最古のものは、北海道の札幌に残っています。
「豊平館」といいます。
数々の著作で有名な建築史家・藤森照信さんによれば、
明治13年に建てられたこの建物こそが、
現存する日本最古のホテル建築です。
開拓使の貴賓用ホテルとして誕生、
今は宿泊施設ではありませんが、
宴会場、結婚式場として親しまれています。
さらに、
現に営業しているホテルとして最も長い歴史をもつのは、
「日光金谷ホテル」です。
日光を訪れる外国人のため、
明治6年、「金谷・カッテージイン」として開業し、
いまに続いています。
なお、現在見られる建物も大変古く、
明治26年に開業、昭和11年に現在の姿となった本館など、
何棟かが国指定登録有形文化財となっています。
ご興味ある方は各サイトへどうぞ。
(→粟津温泉「法師」)
(→豊平館)
(→日光金谷ホテル)
長寿を祝う言葉たち
2010年10月14日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
さて、10月ももう半ばです。
今年もすでに3/4が過ぎ去り、もうすぐ終盤にさしかかろうと
しています。
2010年を象徴するニュースは、一体何になるでしょうか。
それを決めるのはまだ早いこととは思いますが、
日本中が猛暑に襲われた夏、
次々と明るみに出た、
「高齢者の行方不明」
という事実。
間違いなく、今年の大きなニュースのうち、
上位のひとつとされることになるでしょう。
今年は、
「長寿」という言葉を複雑な気持ちで聞くこととなった
一年になりそうです。
そこで、
やや沈んだ気分を吹き飛ばすために、
あえて今日は、
「長寿を祝う言葉」
について、代表的なものをおさらいしてみましょう。
まず「還暦」から。
「還暦」・・・(かんれき)
60歳のお祝いです。
干支(十干十二支)がひと巡りし、起算の年の干支(えと)に
ふたたび戻ることから、還(還るの意)暦といいます。
「古稀」・・・(こき)
70歳のお祝い。
唐の詩人杜甫の詩に由来します。70年も生きる人は、
「古くより稀(まれ)である」の意。
「喜寿」・・・(きじゅ)
77歳のお祝い。
七十七の字が、「喜」の字を草書体で書いたものに似て
いるところから。
「傘寿」・・・(さんじゅ)
80歳のお祝い。
「傘」の略字が「八十」の字に見えることから。
「米寿」・・・(べいじゅ)
88歳のお祝い。
「米」の字を分解すると、八・十・八となることから。
「卒寿」・・・(そつじゅ)
90歳のお祝い。
「卒」の略字(卆)が「九十」の字に見えることから。
「白寿」・・・(はくじゅ)
99歳のお祝い。
「百」の字から「一」を取り除くと、「白」という字になることから。
「百寿」・・・(ももじゅ)または「百賀」(ももが)
文字通り、100歳のお祝いです。
ほかにも長寿を祝う言葉(年齢の異称)は、
いくつもあります。
ちなみに、今年の敬老の日(9月20日)を元気に迎えた
国内最高齢の方は、
佐賀県基山町在住、113歳の長谷川チヨノさん。
作家・宮沢賢治と同じ明治29年生まれなのだそうです。
紅葉―モミジ―についての色々
2010年10月07日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
東京辺りではまだまだですが、
北日本の各地からは、
そろそろ紅葉(こうよう)の便りが届く季節になりました。
紅葉前線の南下です。
ちなみに、気象庁の予報用語に関する定めによれば、
「紅葉前線」という言葉は、
使用を控える用語、とされています。
気象庁自身が紅葉前線のことを報ずる場合、
定義を正しく、
「カエデの紅葉日の等期日線」
と、言い換えなければならないそうです。
紅葉と書いて、モミジとも読みます。
秋に葉が赤くなったり、黄色になったりする植物全般を
こう呼びます。
葉が手のひらのようなかたちをしたカエデ科の植物のみが、
「モミジ」なのではありません。
「紅葉狩り」(モミジ狩り)とも、よく言います。
一方で、
春のお花見のことを「桜狩り」などとは言いません。
なぜ、紅葉の場合だけ、「狩り」なのでしょうか。
諸説がありますが、
どうやら紅葉狩りが平安時代、貴族の遊び・行事として
盛んだったらしいことに、その理由があるようです。
つまり、通常、
荒々しく動物を狩ることはしない彼らですが、
紅葉の場合は、「狩り」をしたようなのです。
但し、「狩り」ではなく、「刈り」とした方が
具体的だったでしょうか。
「紅葉した枝を折って持ち帰り、自宅で鑑賞していた」
あるいは、
「色づいた葉を実際に手にとって眺める行為があった」
そんな様子を指して、
狩り、という言葉が使われるようになったとする説があります。
ところで、なぜ、秋になると、
木の葉が赤や黄色に色づくのでしょうか。
それは、紅葉する樹木(一般には落葉樹)が、
冬を耐え忍ぶため、自ら葉を落とそうとするかららしいのです。
なぜ葉を落とせば冬に適応できるのか?
これを調べようとすると、やはり諸説に行き当たりますが、
ともあれ、紅葉する樹木は、
葉への水分供給を止めることで、自ら落葉しようとします。
これによって葉を緑に染めている葉緑素が壊れると、
代わりに、それまで見えていなかった別の色素が現れたり、
あるいは、
新たに発生した色素と主役交代したりします。
そのため、葉の色が赤、黄色、あるいは褐色に変わります。
これが、
「紅葉」と呼ばれる現象の仕組みなのだそうです。