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秋雨・実は秋こそが雨の季節です
2010年09月30日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
海外旅行のガイドブックを読んでいると、
東京の月別平均気温や降水量を表したグラフを
よく目にします。
理由は単純です。
旅先の気候との比較のために、添えられているわけです。
ただ、
見ていると、ふと、あることに気付きます。
東京にもっとも多く雨が降る月は・・・と辿ると、
それは大抵9月です。
二番目は・・・と探すと、
それはお隣10月。あるいは、
10月と6月・7月が拮抗している場合も多いでしょう。
(過去平均がグラフになっていることが多いためと
思われますが、グラフの作成時期によって違いがあります)
6月、7月といえば、日本の「雨季」ともいえる梅雨の季節です。
ところが東京の場合、
1番が9月で、
それを追う2番手グループが梅雨の6・7月、および10月
であるわけですから、
実は梅雨の季節以上に、
秋の前半こそが、
一年の中でもっとも雨の多い「雨季」ということになります。
但し、西日本では少し様子が異なります。、
秋よりもやはり梅雨の頃の方が雨は多く降るとのことで、
たとえばインターネットで気象庁の広報ページを覗くと、
「東京、福岡における日降水量10mm以上の月間日数の
平年値(日降水量10mmとは大きな水たまりができるような
まとまった雨)を比べると、
6月から7月の梅雨の時期には福岡の方が日数が多く、
9月から10月の秋雨の時期には東京の方が多い」
の旨、記されています。
(参考:こんにちは!気象庁です!平成22年8月号)
秋に雨が多く降る主な原因となるのが、
秋雨前線です。
梅雨前線と同様、
代表的な停滞前線です。
例年、9月から10月中旬頃にかけて、日本付近に現われます。
南へ退こうとする温暖な太平洋高気圧と、
南下してくる大陸の冷たい空気との境目といっていいでしょう。
また、同じ頃、日本付近は台風に襲われやすくなります。
台風から湿った空気が流れ込み、秋雨前線が活発になると、
しばしば災害を引き起こすほどの大雨となります。
梅雨前線による雨量が、
西へ行くほど、また南へ行くほど高まるのに対して、
秋雨前線の雨は、
東寄り、北寄りになるほど、その量を増しやすいとのこと。
そのため、東京をはじめとする東日本では、
秋雨の時期の方が、
梅雨の時期よりも多くの雨が降る。
と、いうことになるようです。
サンマについてのあれこれ
2010年09月23日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
今年ももうすぐ秋半ばにさしかかります。
ところで、秋にかかわる今年のやや気がかりなニュースに、
「サンマの不漁」
というものがありました。
たとえば8月28日時点で、
生サンマの漁獲量は7277トン。
前年同期の3万4435トンのわずか2割程度。
(産経新聞インターネット版の記事より)
そんな話題がたびたびメディアを賑わしていましたが、
その後はどんな様子なのでしょうか。
代わりに「イワシは豊漁」とも言われていましたが・・・。
さて、サンマに関する雑学をいくつか紹介しましょう。
まずサンマの名前です。
漢字では大抵、
「秋刀魚」
と、書きます。
趣を感じさせるため、古いものと思われがちですが、
こう書かれるようになったのは意外に最近で、
大正の頃からなのだそうです。
それまでは「狭真魚」と書いて「サマナ」と読んだり、
「三馬(サンマ)」などと、
当て字されたりしたようです。
広く一般的に食べられるようになった時期も意外に遅く、
サンマを獲る効果的な漁法が普及した、
江戸時代の中期以降といわれています。
サンマは、
実はその生きた姿をなかなか見られない魚です。
網にかかり、魚体同士が触れ合うとすぐに鱗が剥がれ、
弱ってしまうため、
生きたまま捕獲することすら難しいとのこと。
ところが、
このサンマが泳ぐ姿を見られる珍しい場所が、
福島県にあるのです。
「アクアマリンふくしま」
という水族館です。
世界で最初のサンマの飼育展示、
さらには水槽内での繁殖に成功した施設です。
当初、流れ藻に産み付けられた卵を採集し、
飼育を始めたそうなのですが、
臆病なサンマはわずかな光や音にも驚いて水槽の壁に
衝突してしまうため、
いまにこぎつけるまでには、
大変な苦労があったようです。
生きているサンマは実は青い色をしています。
スーパーなどの店頭では見られないそんな姿を
この施設では見ることができます。
最後に、
「明石家さんま」というタレントさんがいます。
彼はなぜ「さんま」なのでしょうか。
サンマのように細身だからではないのだそう。
彼の若き日、落語の師匠のもとに弟子入りした際、
ご実家が水産加工業を営んでいたため、
それに因んでつけてもらった芸名なのだそうです。
敬老の日についての色々
2010年09月16日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
9月の第3月曜日は「敬老の日」です。
今年は9月20日です。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」
と、法律には定められています。
しかし、この夏は・・・
「100歳を超える長寿のお年寄りが各地で行方不明」
という、
ショッキングなニュースが話題をさらいました。
お年寄りを敬愛し、長寿を祝う日を
複雑な気分で迎えることになりました。
「敬老の日」のルーツは、
昭和22年に兵庫県の野間谷村(現在の多可町)
で始まった敬老行事だと言われています。
当初は「としよりの日」でしたが、
村の行事が県内に広がり、全国的なものとなる過程で、
「老人の日」(昭和39年)、
「敬老の日」と、改称されました(昭和41年)。
その後、「国民の祝日に関する法律」の改正、
いわゆるハッピーマンデー制度の実施により、
旧来の9月15日から同月第3月曜日に移った敬老の日ですが、
若干ややこしいことに、現在、
以前の9月15日も、「老人の日」とされています。
こちらは老人福祉法の定めによるものです。
ハッピーマンデー制度による祝日移動の際、
高齢者団体から反発が出たため、
このような対応がとられたとのこと。
さらに同法によって、
9月15日から21日までの1週間が、
「老人週間」に定められました。
ですので、まさに今日16日が、老人週間2日目です。
そこで、ご存知の方も多いと思いますが、
この老人週間の期間中、あるいは敬老の日当日など、
高齢者の入場を無料にしたり、入場料の割引きをしたりする
施設が、全国にたくさんあります。
美術館、博物館、水族館、展望施設、レジャー施設など・・・
色々です。
たとえば東京・上野動物園のサイトを覗くと、
「老人週間(9月15日~21日)期間中の開園日は
60歳以上の方の入場は無料」
と、案内があります。
ご夫婦で、あるいはご家族、お孫さんと、
お出かけになるきっかけとされるのも
よいのではないでしょうか。
なお、各施設へお出かけの際は、運転免許証など、
年齢を証明できるものを忘れずにご携帯下さい。
今年の中秋の名月は9月22日です
2010年09月09日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
「中秋の名月」
という言葉があります。
では、この「中秋」とは、いつのことを指すのでしょうか。
意味は、「秋の真ん中」です。
この場合の秋は、旧暦でいう秋です。
旧暦で秋に当たる月は、7、8、9月です。
これらの真ん中ということで、8月15日を「中秋」と言います。
今年の中秋は9月22日です。
この日が、旧暦8月15日に当たっています。
ところで、「仲秋」という似た言葉もあって、
両者は混同されることがあります。
こちらは、旧暦8月そのものを指します。
ですので、「仲秋の名月」と書いても、言葉として間違っている
わけではないのですが、
日にちが特定されず、意味は曖昧になります。
中秋=旧暦8月15日の夜のことを「十五夜」とも言いますが、
(8月以外の月の15日の夜も、十五夜と呼ぶことがあります)
「仲秋の名月」としてしまうと、その名月は、
十五夜の空に浮かぶものとは限らないことになるわけです。
とはいえ、最近は、中秋と仲秋は混同されている状態が
普通になりつつもあるようです。
すでに同じ言葉として扱っている辞書もあるのだそうです。
ところで、先日夜、
用事があって北鎌倉の知人宅を訪ねました。
駅から遠い、人家も少ない、奥まった谷戸に、
そのお宅はあります。
街灯も少なく、さびしい場所です。
ですが、帰り道、夜空を見上げてみると、
空の闇が深く、星の明るいこと。
同じ鎌倉でも、私の家の方は街灯が多く、
これほど暗くはありません。
「ずいぶん違うなあ」と思いました。
ここならばきっと、十五夜の月も一段ときれいなことでしょう。
サハラ砂漠と言えば、「○○砂漠」という意味になる
2010年09月02日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
外国のものごとが日本に紹介され、
言葉で表されるとき、
よく起きてしまうことがあります。
それは、言葉の重複、意味の重複です。
よく知られているのが、
有名な「サハラ砂漠」です。
アフリカ大陸にある世界最大の砂漠ですが、
「サハラ」は、
現地の言葉で「砂漠」という意味です。
ですので、「サハラ砂漠」と言う場合、
「砂漠砂漠」
を意味することになってしまいます。
「チゲ」という言葉も、よく聞くようになりました。
韓国語で「鍋料理」を意味します。
色々な種類の「チゲ」があります。
ところが、私達はよく、これを「チゲ鍋」と呼んだり、
あちらこちらでそういう表記を見かけたりします。
「チゲ鍋」ですと、「鍋鍋」になるわけです。
東南アジアの大河、メコン川。
中国南部からベトナム南端までを流れ下ります。
「メ」の部分が、すでに川を指しているのです。
メコン=コン川です。
ですので、「メコン川」と言うと、
「コン川川」
になってしまいます。
なお、「コン」の意味については、説が定まっていません。
さて、ここでクイズです。
実は、日本の国内にも、まるで外国とのことであるかのように、
以上のような「言葉と意味の重複」が無数に見られる
面白い場所があるのです。
意外に広い地域なのですが、
それはどこでしょうか?
答えは北海道です。
外国語との関係同様、日本語とアイヌ語との間で、
「重複」が沢山起きています。
詳しい人であれば、「○○シリ山」、「○○シリ岳」と
名付けられた山が北海道には無数に存在することを
ご存知のはずです。
また、「○○ナイ川」、「○○ベツ(ペツ)川」と名乗る
川がいくつもあることもご存知でしょう。
「シリ」はアイヌ語ですでに「山」を意味してしまっており、
「ナイ」、「ベツ(ペツ)」は川を指しています。