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海の日の由来は、明治天皇の旅からのご帰着
2010年07月15日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
7月の第三月曜日(今年は7月19日)は「海の日」とされ、
祝日になっていますが、その由来については、
あまり知られていません。
お話は明治9年にさかのぼります。
この年、明治天皇が、東北地方への巡幸に赴かれました。
東北各県を巡回した後、7月16日、汽船「明治丸」に乗船し、
函館を経て横浜に向かい、20日に横浜港へ帰着しました。
これに因んで、のち昭和16年、当時の逓信大臣が提唱し、
7月20日が「海の記念日」とされました。
ちなみに、函館から横浜までの航海中、
船は向い風に見舞われ、
多くの人が船酔いで寝込んでしまったところ、
天皇はお元気で、
側近がわざわざお願いして横になってもらったとの記録が
残っているそうです。
その後、平成8年、この日は国民の祝日「海の日」と
なりました。
さらに、祝日法の改正(ハッピーマンデー制度)によって、
平成15年からは、
7月の第3月曜日が海の日となったわけです。
ところで、この海の日成立に寄与した汽船明治丸は、
いまも東京に残っています。
明治29年、東京商船学校へ譲渡されたこの船は、
その後練習船として使用されました。
現在は、同学校の後身である
東京海洋大学越中島キャンパスに保存され、
国の重要文化財にも指定されています。
イギリス・グラスゴー、ネピア造船所にて、
明治7年に竣工した船でした。
夏休みの話題・パリのパン屋さん
2010年07月08日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
今年も早いものでもう夏の中盤にさしかかりました。
今日は「夏休み」の話題です。
日本の企業の夏休みは5~8日程度が一般的です。
「お盆休み」と呼ばれることもあるように、
お盆の時期と重なる8月中旬頃に、
夏休みを設ける会社が多いようです。
一方、長い夏休みを取ることで知られているのが
ヨーロッパの各国です。
3週間~4週間の休暇が当り前です。
有給休暇を夏休みの時期に集中させ、消化するため、
このような長期の休暇が可能となるそうです。
ヨーロッパの夏休みといえば、連想される言葉が、バカンス。
バカンスといえば、よく話題になるのが、
フランスです。
特に、都会は、バカンスに訪れる人ではなく、
バカンスへ出かける人が多い場所です。
そのため8月の首都パリは、
市民の多くがバカンスに出かけてしまうため、
街は閑散としています。
有名レストランをたずねてみても、
お店を休んでいたり、
目当てのシェフがいなかったり、
がっかりして帰ってくる観光客も多いとのこと。
バカンスに出かけない市民もこれには困るそうで、
日常品から食料品、
さまざまなお店が閉まってしまうため、
不便な生活を強いられるそうです。
とはいえ、パリに残った市民を飢えさせるわけにはいきません。
主食である「パン」くらいは、
いつでも手に入らないと、デモなど起きかねません。
そこでフランス政府は、パリのパン屋さんに対し、
7月に半数、
8月に半数、
交代での休みを指定する制度を定めているそうです。
この制度、歴史は大変古く、
フランス革命の頃、1790年から始まっているとのこと。
店の工事を行なうなど、定められた場合以外を理由に
パン屋さんが指定外の月に夏休みをとると、
罰金を言い渡されるそうです。
「御供流し」、「花火大会」 鎌倉の7月の行事
2010年07月01日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
私の暮らす鎌倉には変わったお祭りがたくさんあります。
そのひとつをご紹介します。
長谷寺の西側の江ノ電沿線に、平安時代に創建された
御霊神社があります。
この神社の祭神は、平安後期の平氏の武士、
鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)です。
湘南地域一帯の領主でもあり、
多くの武勇伝で知られる人です。
境内に、さらにいくつか小さな神社があります。
そのひとつが石上神社です。
かつて、御霊神社の前の海の沖合い500メートルほどの海中に
岩礁があり、海難事故が絶えなかったそうです。
そこで、岩の一部を切り取って引き上げ、
事故がなくなるようにと、境内に祀ったのがこの神社の始まり。
それ以来、海の神様と、海難事故で亡くなった人の霊を慰める
神事が、毎年催されてきました。
最近は海の日に行われており、
今年は7月19日です。
神輿を乗せた船とともに、若者が岩礁のあった場所まで
泳いでいき、海に御供(ごく=赤飯)を流す、
「御供流し」の儀式です。
石上神社の祠の裏に、その切り取った岩が置かれています。
私の見る限りでは、おそらく岩礁のてっぺんの尖った部分
なのではないでしょうか。
「よく切り取ったな」と、思います。
もうひとつ、お祭りの話をしましょう。
今年の鎌倉花火大会は、
7月21日(水) 午後7時~8時の開催です。
荒天の場合は、22日(木)に延期されます。
例年8月10日に開催されていましたが、
今年は当日、大潮で、
花火の打上時間帯が満潮時と重なります。
観客で埋まる砂浜が狭くなると予測されるため、
日程変更となったそうです。
梅雨明け早々のちょっと早い時期・・・になりそうです。
鎌倉の花火大会は、船から水面に落とした花火が炸裂する
水中花火で有名です。
花火の数では隅田川や横浜などには遥かに及びませんが、
潮風に吹かれながら砂浜に寝転んで見られるので、
私はとても気に入っています。
なんといっても、私の家から歩いて行って帰れるのが便利です。
ただ、いつも直前に行くので、
波打ち際しか場所が空いておらず、
寝転んで見ているうちにだんだん潮が満ちてきて、
後ろの人に「すみません」と言いながら、
ずるずると後ずさりしたりします。
それもまた、楽しいものです。
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▼7月に開催される鎌倉のその他のお祭りです
7月7日 鶴岡八幡宮の七夕祭
7月4日~11日 腰越の小動神社と江の島の八坂神社で
同時開催の天王祭
7月10日~12日 大町の八雲神社の例祭
7月中旬 行合祭り(ゆきあいまつり)と呼ばれる
山ノ内の八雲神社の例祭
7月15日 建長寺の施餓鬼会(せがきえ)
7月19日 石上神社例祭
7月24日 宝戒寺の地蔵尊大祭
7月25日 荏柄天神社の例祭
7月下旬 光明寺の献灯祭
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なぜ七夕の夜はなかなか星が見えないか?
2010年06月24日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
まずタイトルの答えです。
星を眺めたい七夕の夜なのに、
星が見えない年が多い・・・。
当然ですが、七夕の当日7月7日、
我々の暮らす日本列島の多くの地域は、
おおむね梅雨の季節を迎えてしまっているのです。
夜空に雨雲がかかり、星々の明かりを隠してしまうことが
どうしても多くなってしまいます。
そもそも七夕は、旧暦の7月7日の夜を指す言葉でした。
私達の使っている新暦でいえば、
すでに8月に入っている場合がほとんどです。
夏も終盤ですから、梅雨の頃よりは、
夜空に星がまたたく確率も高いはずです。
なお、地方によっては、
旧暦をややなぞるかたちで、8月7日を七夕とするところも
あります。
宮城県の仙台もそのひとつで、有名な七夕祭りは、
7日を中日(なかび)に、例年8月6~8日の日程で
開催されます。
それにしても、
なぜ、この夜のことを「たなばた」というのでしょうか。
一説を紹介しましょう。
七夕のルーツが中国にあることは知られています。
「乞巧奠(きっこうでん)」という、
針仕事にかかわる行事がその源らしく、
やがてそこに、ある伝説が添えられたようです。
「天の織女と牽牛が年に一度会える日である」
という、誰もがご存知のお話です。
一方日本でも、7月7日、行事が催されていました。
ある特別な機織り機を使って衣を織り上げ、
それを先祖あるいは神に捧げて豊作を祈るという
神事だったようです。
この特別な機織り機の名前が、
「たなばた=棚機」。
これが「たなばた」のもともとの意味だったらしいのです。
そこに、中国の乞巧奠が、
織女・牽牛の伝説をともなって合流。
7月7日にまつわる二つの国の行事が混ざり合い、
名称=たなばた
内容=星祭り
としての日本の七夕が誕生した。
と、いうことです。
なお、「たなばた」と発音するようになる以前は、
この夜を「七夕=しちせき」と呼んでいたとのことです。
雨が落ちてくる時の速さ、知っていますか?
2010年06月17日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
先週のカビ対策の話題に続けて、
梅雨の季節にちなんだお話です。
雨は、どのくらいのスピードで空から落ちてくるのでしょうか。
実は、雨粒の大きさによって違います。
どしゃ降りの大粒の雨の場合、
秒速約9メートル。
時速にして32キロを超える速さなのだそうです。
こうした雨の多くが、夏の高い雲から落下してくることも
速さの理由のひとつです。
但し、小さな粒になるほど、空気抵抗を受ける割合が高まり、
速度は下がっていきます。
雨粒はどんなかたちをしているのでしょうか。
マンガやイラストでお馴染みなのは、いわゆる「涙の形」です。
しかし、実際は違います。
雨粒が小さいと、その姿はまん丸なのだそう。
ところが粒が大きいと、まんじゅう形になるとのこと。
空気抵抗によって、下面が平らになるからです。
これは昭和26年、北海道大学の孫野長治博士が
空中を落下する雨粒を写真撮影し、
確認されたことなのだそうです。
なお、一説には、日本人は世界で最も雨に親しむ(?)
民族ではないかといわれています。
春雨、五月雨、秋雨、氷雨、
時雨、夕立、村雨、通り雨、
雨に無数のさまざまな名前を付けているだけでなく、
俳句、短歌、詩、歌詞、小説、
あらゆる文学の主題、小道具として、雨が登場します。
宮沢賢治の有名な詩は「雨ニモマケズ」で始まります。
昭和の歌謡曲のロングセラー、
「長崎は今日も雨だった」など、
「雨」がタイトルにつくヒット曲も数え切れません。