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読者のお名前に感動!
2011年06月28日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
今週はちょっと短いこぼれ話をお届けします。
少し前、感動したことがあったのです。
本当はこんなことを書いてはいけないのかも
しれませんが、
人の名前で、感動したのです。
読者の方のお名前です。
雨音人さん
「うねと」さん、と、お読みするそうです。
なんて詩的な、お洒落な名前なのでしょう!
・・・そういえば、もう梅雨も半ばですね。
福島・宮城 被災地をまぶたに焼きつけました.3
2011年06月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先週までにお伝えしたとおり、
まず、
福島県の被災地を訪問、
そのすさまじい光景を見て、
私の胸には今後への決意が深く刻み込まれました。
それから10日ほどのち、
今度は宮城県を訪れました。
日帰りの超強行スケジュールでしたが、
気仙沼、南三陸町、石巻、仙台と、
車で移動しました。
福島では、あまりの現場の悲惨さに、
写真を撮れなかったことをある人に話したところ、
「あなたもプロならば、撮らなければダメだ」
と、ご指導をいただきました。
そこで、宮城では、
心を鬼にして、被災地の写真を撮らせていただきました。
私は「オーナーズ・スタイル」という、
小さなメディアを皆さんにお届けする会社の一員ですが、
その担うべき役割として、
つねに、人の役に立つ何かを、伝え続けていきたいと
思っています。
本誌や、
このブログの読者の皆さんに、
防災の大切さを考えていただく上でも、
被災地の写真は、きっと役立つことでしょう。
ですが、
やはり、沢山の枚数を撮ることはできませんでした。
お許しください。
5月16日 宮城県気仙沼市。
港方面へ車で近づき、家並みの角を曲がると、
突然、津波でなぎ倒された廃墟の街が現れました。
上の写真は1階が潰れた家。
道路はきれいに片付いていますが、
家々は、こうした状態のままです。
5月16日 同上。
津波のあと、漏れた重油などによる炎に包まれた広大な地域。
燃えて塗料の落ちた鉄が、赤く錆びています。
2ヶ月以上を経ても瓦礫の山です。
電柱もすべてなぎ倒されたままでした。
5月16日 同上。
メディアでよく目にした、陸に打ち上げられた巨大な船。
まだ同じ場所に・・・。
気仙沼市は、957人の方が亡くなられ、
約538人の方がいまだに行方不明です。
5月16日 宮城県南三陸町。
海から数キロ離れた家々まで津波で全壊に。
果てしなく続く瓦礫。
絶望的な気持ちになるほどのその広大さに絶句しました。
それでも力強く生きる東北の被災者の皆さんは、
本当にすごいと感じます。
5月16日 同上。
最後まで住人に避難を呼びかけた職員が命を失ったことで
知られている、防災センターです。
この建物は鉄骨を残していますが、
周囲では多くの鉄筋コンクリートの建物が倒壊していました。
ですので、瓦礫には鉄筋やコンクリートが多く混じっています。
もちろん木造の家は基礎以外、跡形もありません。
南三陸町は、519人の方が亡くなられ、
約664人の方がいまだに行方不明です。
5月16日 宮城県石巻市。
海から1キロほど離れた広大な平地の住宅街。
数百戸が全~半壊。
周囲には逃げ場所となる高台が見当たりません。
住人の皆さんは本当に大変だったことでしょう。
2ヶ月経って道路はきれいになっていますが、
住宅敷地内には瓦礫が積まれたままでした。
5月16日 同上。
建物が残っている分、無残さが生々しく、心が痛みます。
地盤沈下したのか、
写真のように、水がひいていない場所もあります。
石巻市は、3025人の方が亡くなられ、
約2770人の方がいまだに行方不明です。
・・・以上の写真にはありませんが、
仮設住宅も見学させていただきました。
それにしても、
東北の被災地の人達は、
信じられないくらいに「強い」と感じました。
私ならばとっくに心が折れているはずです。
テレビなどを見ると、
最近は被災地の明るい話題に注目が集まりがちです。
しかし、現実には、
復興までの道のりは、まだまだ長く、遠いと感じました。
被災地をこれからも長く応援させてもらおうと、
つよく思った次第です。
福島・宮城 被災地をまぶたに焼きつけました.2
2011年06月14日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
お話は先週火曜日からの続きです。
十年近く前、一度だけ泳いだ思い出のある、
小名浜の海。
その近くに到着した私の目の前には、
凄惨な光景が広がっていました。
身震いのする思いでした。
波にさらわれ、土台だけが残った「住宅の痕跡」。
全壊・半壊した家々。
打ち上げられた船。
傾いた塀。
積み上がった瓦礫・・・。
津波によるすさまじいほどの破壊力に晒されたことが
一目でわかりました。
そこから海沿いの道(陸前浜街道)を
北に向かいました。
行く手には福島第一原発があります。
道路の左側には、住宅と山。
右側には、
海、住宅、商業施設、漁港・・・といった風景が続きます。
沢山の家が、無残な姿となっています。
テレビや新聞などのメディアを見て感じられるものとは、
まったく別次元の衝撃を受けました。
被災者の方々のことを思うと言葉がありません。
自然と涙があふれてきました。
堤防の上に登って、じっと海を見つめている人がいます。
ご家族が行方不明なのかもしれません。
胸が痛みました。
原発まで25キロの地点に来ると、
警察の検問がありました。
「特別な用のない人は、これ以上進まないように」
とのことです。
引き返すことにしました。
その途中、
先ほど堤防から海を見つめていた人は、
まだ、同じ場所に立ち続けていました。
小名浜に戻る5キロほど手前に、
海に突き出した地形からなるエリアがあるのですが、
そこの被害がとても大きかったことを
ひとから聞き、知っていました。
目の前に、交差点があります。
そこでハンドルを左に切れば、そのエリアに行けるのですが、
やめました。
私にはもう限界でした。
この日、写真も1枚も撮れていません。
倒壊した家も、瓦礫も、
被災した皆さんの大切な財産だったものです。
その気持ちを思うと、
とてもシャッターは切れませんでした。
そのかわり、この目で見た光景を
しっかりとまぶたの裏に焼きつけました。
忘れようとしても、絶対に忘れられないでしょう。
この日、
いわき市で泊まろうと思ったのですが、
営業している旅館は1軒のみで、
しかも一般の人は泊まれないとのこと。
事故の処理に尽力する
原発関係者だけを泊めているのです。
しかたなく、
郡山まで戻って、宿泊することにしました。
宿に着くと、高熱が出てきました。
布団にもぐって寝ることにしました。
しかし熱は翌日になっても引かず、大変でした。
写真は、
「道の駅」で買ったお土産のお菓子です。
ほかにも野菜やキノコ、加工食品など、
いろいろと買わせてもらいました。
ボランティア活動することも考えて情報を集めたのですが、
ほとんどのボランティアセンターが、
グループ単位では募集しているが、
個人単位では受け付けていないとのこと。
さらに日程や準備の問題、
作業内容が私には体力的に難しいと思われたことなど、
多くの理由から、
視察、
さらに「福島でお金を使う」というみちを選びました。
自分自身の防災、地域の防災、
そして日本の防災。
さらにはオーナーさんや賃貸住宅の防災対策について、
これからしっかりと取り組み、
貢献しようと、
強く心に刻みました。
(お話は来週へ続きます)
「がんばろう東日本!」はクッキー、
「ありがとう自衛隊」は桜まんじゅうです。
「ありがとう自衛隊」のパッケージには、
「がんばろう日本!」
「日本を守る!不撓不屈の精神!」(黄色の文字)
「大和魂」
「陸 海 空」などのコピーが。
ちなみに「不撓不屈(ふとうふくつ)」とは、
どんな困難にあっても決して心がくじけないことです。
福島・宮城 被災地をまぶたに焼きつけました.1
2011年06月07日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
このたびの東日本大震災において、
被害にあわれた皆さまに、
あらためて心よりお見舞い申し上げます。
大地震から2ヶ月近く経った、5月初旬のことです。
先週も紹介させていただいた被災者支援サイト、
「仮り住まいの輪」への協力、
また、
オーナーズ・スタイル本誌次号の記事の企画のため、
被災地を実際に自分の目で確かめたいと思い、
まず、福島へ行ってきました。
食事をし、お土産を買い、宿泊もすることにより、
現地、福島で、
お金を使わせてもらおうとも考えました。
鎌倉から車で出発しました。
東北自動車道が福島県内にさしかかると、
ところどころ、路面がぼこぼこしていることがわかりました。
郡山で高速を降り、
一般道で、いわき市方面へ。
福島第一原発の南40キロほどの地点に向かいました。
郡山では、瓦が落ち、
ブルーシートで屋根を覆う家がところどころに見られました。
ですが、それ以外には、
地震の影響と思える景色は目に入りませんでした。
街に立ち入って、つぶさに見れば、
ほかにも被害のあとを見つけることができるのだろうと
思います。
いわき市に向かう途中、
山桜が、
あちらこちらに何本も咲いていました。
桜のほかにも咲く花の多い福島の、
美しい、
のどかな景色が広がっていました。
ところで、
この東へ向かう一般道には、
隆起などはまったく起きていないようです。
この道と同じようなルートをたどる磐越自動車道も
あとで利用しましたが、
ほとんど無傷のように思えました。
東北自動車道は、さきほど触れたとおり
傷んでいましたが、
あれは地盤のせいなのか。
あるいは東北自動車道自体に、
どこか弱いところがあったということでしょうか。
やがて、
いわき市の市街地に入りました。
十年近く前、
一度だけ車で通ったことのある街です。
通常と何も変わりがない景色に見えます。
さらに、
いわき市を通り越して、
南の小名浜に向かいました。
その途中、
地震で倒壊した古い木造家屋が数軒、目に入りました。
築40年以上、といった風情です。
地震の揺れの中、
屋根瓦の重みに耐え切れず家の柱が折れ、
倒れてしまったもののように見えました。
小名浜の海の近くに到着しました。
やはり十年近く前、
一度だけここで泳いだことがあります。
そこには、
凄惨な景色が広がっていました。
(お話は来週へ続きます)
東日本大震災の被災者支援サイトに協力しています
2011年05月31日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
今週は三つのお知らせです。
■まずひとつ目。
「被災者支援サイトに協力しています」
以前もこのブログに書かせていただきましたが、
オーナーズ・スタイル社は、
東日本大震災の被災者の方に「仮り住まい」を
無料で提供するためのマッチングサイト、
「仮り住まいの輪」に、
微力ながら協力させてもらっています。
具体的には、
オーナーズ・スタイルの誌面の中で、
この「仮り住まいの輪」を
読者である賃貸住宅オーナーにご紹介し、
空室の無料提供を呼びかけています。
↓
<借り住まいの輪 掲載誌面 PDFファイル>
誌面だけでなく、チラシも制作して、
3万500部のすべてに同梱させていただきました。
さらに、
インターネットが苦手という皆さんのために、
物件情報の入力も
代行させていただくことにしています。
↓
<借り住まいの輪 チラシ表 PDFファイル> < チラシ裏 PDFファイル>
■二つ目です。
「本誌次号で災害対策特集を予定しています」
オーナーズ・スタイル8月末発行号に向けて、
「災害対策特集」の制作準備を始めました。
具体的には以下のような内容を考えています。
・災害時のオーナー責任
・賃貸住宅が一部損壊した場合でも家賃をもらえるか?
・地震保険の基礎知識
・耐震基準、耐震補強について
・地震に強い建物、工法の最新事情
ぜひご期待ください!
■最後に、
「東北の被災地を視察してきました」
上記被災者支援サイトへの協力、
次号記事の準備のため、
少し前のことになりますが、
東北の被災地への視察・取材へ行ってまいりました。
5月初旬、
福島県いわき市周辺
中旬、
宮城県の気仙沼市~南三陸町~石巻市
大震災から1ヶ月半、あるいは2ヶ月が経過していたため、
被災地のほとんどの道路が復旧していましたが、
道路以外は、
いまだ果てしなく広がる瓦礫の山でした。
津波の直後よりははるかに落ち着いているのでしょうが、
それでもすさまじい光景です。
実際に見た印象は、
新聞やテレビで見るのとは、まったく別次元のものです。
本当に驚愕しました。
ただただ言葉を失い、絶句しました。
液状化被害のあった新浦安なども大変な状況でしたが、
それとも別次元です。
東北の被災地は今もなお絶望的な状況だ、
と、私の目には映りました。
「復興」は果てしなく遠い先のことに思えました。
この苦難を乗り越えようとする気丈な被災者の皆さんには、
心から脱帽です。
取材なので、
被災地の写真をたくさん撮ろうと思っていたのですが、
被災された皆さんの気持ちを思うと申し訳なく、
なかなかシャッターを押せませんでした。
最近は、
震災に関する話題の中心が
原発や放射能のことに移りがちです。
被災地からの報道に馴れ過ぎたのか、
私達は鈍感になっているようにも感じます。
少し麻痺してきています。
しかし実際には、
被災地では、
まだ「復旧」すら始まったばかりです。
「復興」はまだまだ遠い先のこと。
避難されている方もいまだ10万人です。
何年もの長期にわたる支援、応援が必要です。
今、自分の力で、
被災地のために、日本のために、
何が出来るか。
幸運にも被災を免れた私達ひとりひとりが、
しっかりと考えていかなければならないことだと思います。
そして特に首都圏、東海圏の人たちは、
いつ起きてもおかしくない大地震に備えて、
できる限りの対策をするべきだと感じました。