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ミサワホーム株式会社社長にお会いしました
2010年12月21日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
私は昔から、日本の住宅のデザインが気になっていました。
ヨーロッパやアメリカの住宅のデザインは、
概ね美しいと言えます。
日本でも、郊外に建つ昔ながらの瓦屋根の家などには、
景色と調和のとれた、
美しいデザインのものが多いように思います。
よろしくないのは、首都圏のやや狭い敷地に建つ、
建て売り住宅や、安易に建てられた注文住宅です。
失礼を言って申し訳ないのですが、
欧米に比べて、「日本はまだまだだな」と、感じるのが、
正直なところです。
しかし中には、「デザイン」に強くこだわっている
メーカーさんもあります。
ミサワホームさんです。
先日、竹中宣雄社長に取材でお会いしました。
その日はちょうど、
ミサワさんのグッドデザイン賞・21年連続受賞(!)が
決まった当日でした。
もちろん一戸建てだけではありません。
賃貸住宅でも、
ミサワホームさんは以前からデザインにこだわってきました。
空室が増え、
入居者獲得競争が激しくなる一方の昨今、
賃貸住宅も、デザインが重要となってきています。
その良し悪しが、
競合物件との差別化に影響します。
不動産・住宅情報ポータルサイト「HOME’S」の
調査によれば、
賃貸住宅入居者の5割以上が、
「物件のデザインを重視する」と、答えているのだそうです。
さらに、竹中社長によれば、
「良いデザインは、必ずそのデザインの理由を説明できる」
とのこと。
つまり、優れた機能面が、
デザインに現れるということです。
いわゆる、人目は引くが使い勝手の悪い一部の
デザイナーズ・マンションなどとは、
まったく違う考え方といっていいでしょう。
デザインが良ければ、資産価値も長期にわたって
維持しやすくなります。
ちなみに、私の実家は昭和40年代の新興住宅地にあって、
街が出来た頃、
周りはハウスメーカーの展示場のようでした。
年月が過ぎるにつれ、
デザインが陳腐化する家が増えていきました。
そういった家から、建て替えが始まりました。
そんな中、私の記憶では、
ミサワホームさんの家は、他を引き離して、
デザインの新鮮さが保たれていたように思います。
今でも、ハウスメーカーさんの家が築40年近く経っても
建て替えられずに残っている場合、
それはミサワホームさんの家であることが、
多いように思います。
なお、竹中社長ご自身、
築30年の「ミサワの家」に住んでいらっしゃるのだそうです。
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■ お知らせ ■
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
弊社年末年始休暇に合わせ、
当ブログは来週27日(月)より、1月3日(月)まで
お休みとさせていただきます。
(12月25、26日は通常どおりの土・日休載日です)
どうぞよいお年をお迎えください。
よろしくお願い申し上げます。
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スターツコーポレーション社長にお会いしました
2010年12月14日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先日、取材で、
スターツコーポレーション株式会社の河野一孝社長にお会いし、
お話を聞かせていただきました。
スターツコーポレーションは、
管理戸数で第4位のスターツアメニティー(株)、
賃貸住宅の関東での着工数でトップクラスの
スターツCAM(株)、
不動産ネットワーク「ピタットハウス」を全国に展開する、
スターツピタットハウス(株)
など、スターツグループ47社(2010年3月現在)を
取りまとめる持ち株会社です。
賃貸住宅の領域においては、
建てる、入居者を募集する、管理する、リフォームする
など、すべてを網羅。
また、コインパーキングでの土地活用や、
土地信託、損害保険についても、
グループ内ですべてに対応が可能です。
グループ全社の従業員数は4500名ほど。
(平成22年4月1日現在)
色々な面で素晴らしい会社なのですが、
私が特に感じるその中のひとつをご紹介します。
グループ各社は、
親会社のスターツコーポレーションのもとで、
すべて平等です。
賃金体系、給与水準も一緒です。
通常の場合、
ハウスメーカーが親会社で、管理会社は子会社、
管理会社は親会社の意向に沿って動かざるをえない
といったケースが、少なくありません。
そうした中、管理会社においては、
時には賃貸住宅オーナーのメリットよりも、
親会社の事情を優先させることも、無いとは言い切れない
でしょう。
しかし、スターツコーポレーションでは、
各社がしっかりと平等なので、
管理会社は他を気にしません。
オーナーにとっての最良の提案を
いつでも行うことができるのだそうです。
建てる、
仲介する、
管理する、
これらの役割を担うグループ内の各社が、
「三権分立」といったような、
ほどよいバランスで、業務を行っている様子です。
グループ会社を増やしてきた理由は、
オーナーのあらゆる課題にワンストップで応えるためでも
あるそうです。
企業活動のすべてに、顧客である賃貸住宅オーナー中心の
発想が、浸透しているように思いました。
創業して間もない35年ほど前から、
土地の有効活用のお手伝いを本格的に行っている、
この領域では草分け的な存在です。
オーナーさんからは、
「文句を言いやすい会社だ」と、褒められるそうです。
「何でも言い合える」グループですから、
何でも言える親近感が、現場でも生まれているのでしょう。
オーナーズ・スタイル21号(2010年冬号)の20ページに
河野社長へのインタビューが掲載されていますので、
よかったらご覧ください。
ALSOK(綜合警備保障株式会社)社長にお会いしました
2010年12月07日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
ALSOK(綜合警備保障株式会社)の村井温(あつし)社長に
取材でお会いしました。
創業者・村井順氏のご次男でいらっしゃるのですが、
時折巷で出会う、
ちょっと頼りない2代目社長さんとはまったく違う、
筋金入りのすごい方でした。
東大法学部在学中の昭和40年に
国家公務員採用上級甲種試験(法律)に合格。
昭和41年、東大を卒業して警察庁に入庁。
その後、平成8年までの30年間、
村井温社長は、警察官僚として活躍されました。
ALSOKは、村井温社長がまだ学生だった昭和40年の創業です。
その後、創業者のあとを継いだのは、氏のご実兄でした。
温氏は、あとを継ぐことはまったく考えずに、
長年公務の道を歩んでこられたのだそうです。
しかしご実兄が病気になり、急遽、あとを継ぐことに。
平成13年に代表取締役社長となり、
平成14年、東証1部に上場。
激動の時期だったことでしょう。
ところで、ALSOKさんといえば、
女子レスリングの金メダリスト・吉田沙保里さんなどが
出演されるテレビコマーシャルでおなじみです。
村井温社長によれば、
「警備会社というと強面のイメージがありますが、
当社では親しみやすさを前面に出し、
“ダサい”けれども力強く、頼もしい、という路線を
目指しているんです」
とのこと。
その目的は十分に果たされていると感じます。
オーナーズ・スタイル編集部の女性スタッフ達にも、
ALSOKさんのCMは大人気です。
インタビューのためにオフィスを出る際、
「CMが素晴らしいと社長に伝えてください」
と、ことづけを頼まれてしまいました。
伝えたところ、
社長はとても喜んでくれました。
セキュリティのマーケットは新しい時代を迎えつつあります。
一般家庭や集合住宅向けのセキュリティシステムに関しては、
これまで、世帯年収が1000万円以上・・・などといった、
高額所得者向けのイメージがありました。
しかし、普及が進んだことによってコストの削減が
図れてきたこと、
さらに「体感治安」の悪化によって、
ニーズの裾野はますます広がりつつあります。
そんな時代によくマッチした、ALSOKさんのCM戦略とも
いえるでしょう。
ところで、体感治安とはなんでしょうか。
たとえば侵入窃盗犯は、ここ数年減っています。
これはピッキング対策用の鍵が普及したことなどによる
成果です。
しかし、一般的な感覚からは、犯罪が減っている気がしません。
その理由は、
「昔の泥棒は刃物は持っていなかったが、
今の泥棒は皆持っているから・・・」
と、いったことにあるのだそうです。
こうした不安や危機感を表すものこそが、
「体感治安」であり、
実際の犯罪件数にかかわらず、悪化を続けて
いるのだそうです。
もちろん、凶悪な犯罪がテレビなどをにぎわすことが
多いのも、その要因のひとつでしょう。
社長から色々とお話を聞いて、思ったことは2つ。
1.日本の安全は、警察と警備会社の2本柱によって
成り立っているのだと、あらためて理解。
2.これからの賃貸経営には、エコとセキュリティが必須だ
ということ。
なお、オ-ナーズ・スタイル本誌読者の皆さんには、
12月初旬にはお手元に届いている
「オーナーズ・スタイル21号」で、
村井温社長へのインタビュー記事をご覧になって
いただけます。
賃貸住宅のバス見学会ツアーに参加しました・その2
2010年11月30日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
今週は先週火曜日の続き、
社団法人東京共同住宅協会が主催する
賃貸住宅のバス見学会ツアーに参加した際の
お話です。
見せていただいたある大型賃貸マンションでは、
1階の1/3ほどのスペースが、
スポーツクラブになっていました。
入居者は無料で利用できるとのこと。
筋力トレーニングや有酸素運動のできる
機材がズラリと並んでいます。
高い会費を払って外のスポーツクラブに通わなくても
よいということで、
健康志向の入居者には好評とのことです。
周辺物件との明確な差別化を実現しています。
それだけではありません。
秘話をお聞きしました。
このスポーツクラブですが、なんと、
将来の高齢化社会に備え、
介護施設への転用も想定されたかたちで、
あらかじめ設計されているのだそうです。
そこまで考えているとは・・・。
マンションの建物は丈夫で、40年、50年と持ちます。
40年後、50年後も想定して経営に取り組むのは、
当然といえば当然なのですね。
賃貸住宅のバス見学会ツアーに参加しました・その1
2010年11月23日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先日、社団法人東京共同住宅協会が主催する
賃貸住宅のバス見学会ツアーに参加しました。
今週と来週(火曜日)にまたがって、
その様子をご紹介します。
ツアーは、午前10時半に渋谷を出発して、
世田谷区、大田区の5つの賃貸住宅を見学するというものでした。
賃貸住宅を部屋の中までじっくり見られ、
同時に専門家の説明まで受けられるという機会は
あまりありません。
とても貴重な経験でした。
見学した物件の施工は、
積水ハウスさん、旭化成さん、MDIさん、
そして、地場の工務店さん
という顔ぶれです。
その中で、特に印象深かったのは、
積水ハウスさんの新築物件です。
物件自体の質の高さは言うまでもありませんが、
とりわけ目を引いたのが、植栽でした。
物件はいわゆる旗竿型の敷地に建っています。
道路からは敷地延長部分を10数メートル歩きます。
接道面のゲートから、物件のエントランスまでが
小路になっているのですが、
そこに植えられた草花や樹木がとても美しく、
感心させられました。
常に季節感を得られるように、植物の種類が選択されています。
さらに、それぞれに高低差を設けてあり、
立体感が演出されています。
一角にはブルーベリーの実が生っていました。
そのまま食べることもできます。
夜はライトアップもされるとのことです。
エコや環境が重視される時代なので、
それらのイメージに沿ったものにも見えますが、
それよりはむしろ、入居者の感じる「癒し」、
あるいは、
植栽を通じての会話が生まれることによる
「ゆるやかなコミュニティの創造」
を意図しているとのことでした。
敷地延長部分を抱えるという、
物件としてマイナスになりやすい面を
逆にプラスに転じている点にも注目すべきでしょう。
草むしりや剪定など、管理の手間は大変かもしれません。
しかし、この小路と植栽の美しさは、
周辺物件との明らかな差別化を生んでもいるようです。
素晴らしいことだと思いました。