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同棲・結婚と賃貸契約
2010年04月19日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
不動産総合情報サイト「at home web」さんが、
大変興味深いアンケートを実施しました。
「恋人と住まいの関係」
というテーマです。
同サイトによると、
・3割以上の女性が住んでいる場所で相手の経済力を
推測したことがある
・賃貸契約更新が同棲や結婚の契機となる
・20代男性に「恋人と会う時間より、ひとりの時間の方が
大切」と考えている人が多い
ことなどがわかったとされています。
↓
http://www.athome.co.jp/news/at-research/vol07/
中でも面白いのは、
同棲・結婚と賃貸契約更新の関係です。
賃貸住宅で一人暮らしをしている人に対し、
「賃貸契約更新時に、恋人との同棲を考えたことがありますか?」
と尋ねたところ、
男性のYesが37.8%
女性のYesが44.9%
ところが、
「同じく更新時に、恋人との結婚を考えたことがありますか?」
との質問では、
男性のYesが32.3%
女性のYesが18.0%
と、男女の意識が逆転するのです。
特に、ふたつの質問における女性の回答の大きな変化には
注目せざるをえません。
「同棲と結婚」、若い彼らが思うその違い。
色々な背景が探れそうです。
ところで、
賃貸住宅オーナーとして、ひとつ気に留めておきたいのは、
一人暮らし同士の同棲・結婚、
どちらにしても、その際、彼らが暮らしていたうちの一方の
お部屋は多分空室になるということです。
さらには、二人がどちらも今住んでいる部屋を退去してしまい、
両方が空室となる場合もあるでしょう。
つまり、このとき、
・彼の住んでいた物件
・彼女の住んでいた物件
・新たな物件
三つの物件が、二人を巡って競合関係となるのです。
「私は人物本位で入居審査します。
結婚していなくとも二人暮らしOKです」
そんな心構えでいる場合、そのオーナーさんの物件は、
競合上有利ということになりそうです。
増え続ける遺言の備え
2010年04月12日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
先日、このブログの「編集部こぼれ話(火曜日の記事)」で、
コクヨさんの「遺言書キット」を紹介しました。(→記事)
こうした商品が評判となることからわかるように、
いま、遺言を残す人が増えています。
たとえば公正証書遺言の場合、
日本公証人連合会が統計を発表していますので、
近年の件数の推移が判ります。
見ると、平成元年の約4万件が年々増加し、
平成18年では7万件を超えています。
25年前の昭和56年に比べ、約2倍の数字なのだそうです。
おそらく平成19、20、21年と、
そのまま増加し続けているのでは
ないでしょうか。
こうした背景には、
相続争いへの心配と、
対策として遺言を残すことへの皆さんの意識の高まりがあります。
そこで私たち「オーナーズ・スタイル」も、
昨年、首都圏の賃貸住宅オーナーを対象に
アンケートを行ないました。
(有効回答数425人・2009年6月調べ)
■遺族が遺産をめぐって争うことを心配していますか?
70代以上の方 心配:6.8% 少し心配:45.5%
60代の方 心配:7.6% 少し心配:41.2%
50代までの方 心配:11.0% 少し心配:35.6%
■遺言書を用意していますか?
70代以上の方
用意している:18.6% 予定している:23.3%
60代の方
用意している:14.2% 予定している:10.8%
50代までの方
用意している: 7.5% 予定している: 7.6%
という結果です。
さらに分析してみると、
「遺言書の作成を予定している(未作成)」と、
お答えされた方のうち、76.7%が、
「相続争いが心配、または少し心配」とご回答。
しかし、
「遺言書をすでに用意している」とお答えの方では、
同じく「相続争いが心配、または少し心配」とのご回答は
43.2%です。
「遺言書を実際に用意したことで、相続争いの心配が
軽減されている」
と、いう方が多いようです。
ふたたび・火災警報器設置のおすすめ
2010年04月05日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
さて、始まって2ヶ月が過ぎたこのブログですが、
最初の記事は、住宅用火災警報器がテーマでした。
このときは、主に私の暮らす神奈川県、さらに鎌倉市での
状況について触れたのですが、
その後4月になり、いよいよ1日からは、東京都においての
「既存の住宅への住宅用火災警報器設置義務化」
がスタートしています。
(島しょ地域など一部を除く)
そんな中、消防庁が、
「住宅用火災警報器の普及率の推計結果」
を発表しています。(平成21年12月時点)
それによれば、推計普及率は、
・義務化済みのエリア 60.8%
・今後義務化のエリア 46.5%
・全国 52.0%
となっており、一都三県では、
東京都 65.8%
神奈川県 42.7%
千葉県 55.7%
埼玉県 52.1%
という数字があがっています。
ちなみにもっとも推計普及率の高い県は宮城県で、
74.7%となっています。
一方、低いのは香川県で、23.1%です。
なお、消防法等によれば、賃貸住宅の場合、
「所有者」、「管理者」、「占有者」が警報器の設置義務を
負っています。
しかし基本的には、建物の所有者であり、
管理者(または管理の委託元)であるオーナーに、
設置の義務があると見るべきでしょう。
設置義務化開始後、
義務を怠ったまま万が一火災が発生し、
死傷者などが出た場合、
オーナーさんが重い責任を追及される可能性も
より高まっているといえるでしょう。
住宅火災での死亡者は、その6割が逃げ遅れによるものと
分析されています。
早く気付けば助かった命がたくさんあるということなのです。
「入居者が暮らしていらっしゃるので退去されるまで工事は
遠慮する」などと言っている場合ではありません。
入居者自身や管理会社としっかり相談し、
命を守るため、住宅用火災警報器の設置を進めてください。
オール電化住宅の満足度
2010年03月29日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
賃貸住宅でも「オール電化」が増えつつあります。
相場よりも高めの家賃であっても入居者が決まる事例が
多くみられるともいわれています。
では実際に暮らしている人の声は、
どんな様子なのでしょう。
東京電力がオール電化住宅に住んでいる方への
満足度調査を行なったところ、
94.1%の人が「満足」と回答。
93.3%が、「友人や知人にも勧めたい」と考えている
のだそうです。
では、オール電化住宅のどんな点に、
満足感が持たれているのでしょうか。
一番目は、「火事や事故の心配が少ないこと」
二番目は、「部屋の空気が汚れないこと」
そして三番目に、「地球環境に優しいこと」
現代社会における主な一般的ニーズといわれることの多い、
安全・安心
健康
環境
での満足が、
みごとにベストスリーとなっているわけです。
さらに面白いことにこのベストスリー、実は、
「オール電化住宅へ(あらかじめ)期待していたことは?」
との質問に対する回答のベストスリーと、
順番も顔ぶれも、まったく同じなのです。
「安全・安心」、「健康」、「環境」を重視する消費者は
すすんでオール電化住宅を選ぶ傾向にある。
また、その多くが「自らの選択に満足している」。
そんなかたちが、この調査からは読み取れてくるようです。
防犯対策のヒントとなるデータ
2010年03月22日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
先週の月曜日は、
「入居者の協力も得られそう・防犯対策費」と題し、
コストのかかる防犯対策へ、入居者の協力が得られるかも
しれない、というお話をしました。
今週も続けて、防犯のお話をいたします。
警視庁の発表によると、平成20年の都内における
侵入窃盗の認知件数は 11434件を数えるのだそうです。
平成21年の上半期は、5505件となっていて、
前年に比べ、若干減少傾向です(前年上半期は5648件)。
侵入窃盗のうちでも、アパート・マンションが
特にその被害に遭いやすいのが、
「空き巣」
(家人等が不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むこと)です。
そこで、平成21年の上半期における空き巣の件数を見ると、
2885件(52.4%)。
二位の「出店荒らし」(閉店中の店舗に侵入し、金品を盗むこと)
14.7%を大幅に上回っています。
どんな手口による空き巣が多いのでしょう。
アパート・マンションが概ね該当する、
「中高層住宅(4階建て以上)及びその他の住宅
(3階建て以下の共同住宅、テラスハウス等)」
の場合、
ガラス破りが最も多く、45.1%です。
ドアの施錠が注目されがちですが、ピッキング等の被害は、
警視庁のデータによれば平成14年から15年をピークに
大幅に減少しています。
次いで無締り(鍵をかけていないドアや窓からの侵入)35.2%
施錠開け13.8%
となっていて、このことから、
窓ガラスの防犯が、共同住宅におけるひとつの
ポイントということができそうです。
多くの空き巣は、
窓中央部にあるクレセント錠付近のガラスを割って、
錠を解け、侵入します。
この対策として、
・窓の上下に補助錠を設置する
・破壊に強い防犯ガラスにする
と、防犯効果が上るとのこと。
ある資料によると、
侵入しようとして、作業に5分以上の時間がかかれば、
約7割の窃盗犯が侵入をあきらめるとのことですので、
ガラスを破壊したり、錠を解いたりするのに時間が
かかるようにしておくのがよい、というわけです。
なお、「防犯性能の高い建物部品」を選ぶ目安として、
「CPマーク」があります。
このマークは、
「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する
官民合同会議」という組織が定めた、
「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載・公表された
防犯建物部品のみに、使用が認められているものです。